中川大志が週刊ザテレビジョン連載「Be Ambitious!」で行った高尾山登山の様子をリポートする後編。前回に引き続き、山を登ってきた中川は、見晴らしのいい場所で一息。山頂を踏破する達成感にかけて、仕事で達成感を感じる瞬間について語ってくれた。
眼下の街並みを見下ろす中川は、「…随分登ってきましたね。下にはすぐに街が広がっているのに、自分がいるのは自然の中っていうのが不思議な感じです。天気が良くて、たまに吹く風が心地よくてリフレッシュできました」とリラックスした様子。
「途中、少しリフトで移動したんですけど、ゲレンデ以外で乗ったのは初めてかも…。両側に木々があって、うとうとしそうになるほど気持ち良かったです。紅葉の季節に乗ったら、最高だろうなぁ」と紅葉の季節に思いを馳せていた。
山登りと言えば、山頂にたどり着いたときの“達成感”。それにちなんで中川が最近達成したことを聞いてみると、「部屋の模様替えですね。前のレイアウトに飽きたのと(笑)、少し気分を変えたいという気持ちがあって。思い立った日に友人に手伝ってもらって、数時間で作業しました。ただ…アンテナの差し込み口から遠い場所にテレビを置いてしまって、コードを買い替えるハメに。そういう細かい計算をせずに、やってしまうところがあるんですよ(笑)」と笑いながら明かしていた。
さらに、仕事で達成感を得る瞬間について聞いてみると「僕らは達成感を得る瞬間が2回あるんです。1回は作品を撮り終えたとき、もう1回は皆さんに作品を届けられたとき。もちろん、その後の反響で頑張りが報われることもあるけど、それは達成感とは少し違っていて。僕らの仕事は一人でできることではないので、そこで『自分がやり遂げた』といった感覚にはならないのかもしれません」。
続けて「いい意味で自分のやれる範囲というのを理解して、その中でどれだけできるか、精いっぱい向き合えるか。その中に達成感を見いだすことも大事なのかなって思います」と、仕事への取り組み方について語ってくれた。