スージーいわく、本日のハイライト・ラーメン事件
事件簿4)「告井延隆ラーメン破門」事件は、「これを聞くためにここに来たと言っても過言ではない」(スージー鈴木)という逸話。
「センチメンタル・シティ・ロマンスで活躍した告井延隆さんが、スタジオで大滝さんが作ったラーメンを『まずい』と言ってしまって、破門されたという話がある。それがなければナイアガラ・トライアングルというのは、山下達郎ではなく、大滝詠一・伊藤銀次・告井延隆だったかもしれないという話。これは事実ですか?」とスージーが問うと、「そうですね」と伊藤はあっさり認めた。
「大滝さんから呼び出しがあって行ったら、カンカンに怒ってて。『もう告井は出入り禁止だ』って。それを言い渡せって言われたんだけど、結局言わなかったんですよ。30~40年たってから告井くんに話したら、けんもほろろでね」と伊藤は真相を告白した。
このほか、伊藤がプロデュースを手掛けたウルフルズ、トータス松本にまつわる話や、沢田研二のレコーディング秘話、佐野元春と沢田研二の関係性など、多岐にわたる「証言」を惜しげもなく披露。
沢田&佐野のエピソードでは「沢田さんは佐野くんを知った時に、『同志』と感じたのではないか」「佐野くんは曲を作るにあたって、沢田研二のすべての楽曲を聴いて、『(沢田研二とは)王子だよ』と表現していた」といった貴重なエピソードを公開した。
トーク終了後は、伊藤銀次のギター1本によるミニライブも開催。「笑っていいとも!」(1982-2014年、フジテレビ系)のテーマソング「ウキウキWatching」や「BABY BLUE」を披露して終演となった。