米倉涼子演じる元弁護士の小鳥遊翔子が“ワケあり”ばかりを集めた弱小弁護士事務所を立ち上げ、どんなに不利な訴訟でも勝利をもぎ取るべく突き進んでいくリーガルドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。
ザテレビジョンWEBでは、同ドラマの出演者によるリレーインタビュー連載をスタート。10月11日(木)放送の第1回では、主人公の小鳥遊翔子役・米倉に自身の役柄や現場の雰囲気などを聞いた。
「実は『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012~2017年、テレビ朝日系)を始める前から、テレビ朝日の内山聖子プロデューサーと雑談する中で『こんな役がやれたら面白いよね』と話していたキャラクター。翔子はとにかく自由で、何を考えているか分からないし、何を言いだすか予想がつかない人ですね。
好き勝手に生きているくせに、はみ出し者の弁護士を集めて事務所をつくり、何となくみんなを指示に従わせることができる。しかも、寝どころをオフィス内に置き、自分を全部さらけ出しているんですよね。私にはできないので、逆にすごいなと思います」
弁護士として大手事務所に勤めていた翔子は、ある理由で資格を失った後、大学教授の京極(高橋英樹)を口説いて京極法律事務所を開く。そこに集まった“ワケあり”の弁護士たちを動かして、勝訴を目指すが…。
「自ら法廷には立たず、弁護士たちを自分の手のひらの上で転がしていきます。無資格だけに、医師なら手術とか、私自身ならダンスを見せるとか、そういう分かりやすい形で結果が出せない。翔子の魅力を見せるためにはどうすればいいのか考えています。
私としては演じやすい役ですが、自分だけ気持ちよくてもダメだと思うので、違う部分で彼女の魅力を見せていかなければならないですね。
そのためにどうすればいいのか考え中なんですが、40代だけれど『小学生なんじゃないの』と思われるぐらい自由奔放に演じたい。でも、それにはまず私自身が自由でいなければ…。それが今回の挑戦です」
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