武田梨奈&岡本玲、矢野聖人をいじる! 同い年トリオがクジラとの共演を振り返る
クジラにはそれぞれ個性がある
同い年の3人だが、今作が初共演となる。藤原監督から「顔合わせで初めて3人が会った時、ほとんど会話をしていなかった。大丈夫かなと思った」と暴露されたが、武田と岡本は「(矢野が)怖かったんだよね」と声を合わせる。撮影中は、二人からいじられていたという矢野。ここでも「また、いじられてる…」と苦笑いだったが、お構いなしに岡本が「矢野君はおしゃれ。その日も話し掛けるのがおこがましい感じで」と話し始め、武田も「住む世界が違うねって感じ」と続く。
さらに、藤原監督まで「マイケル・ジャクソンみたいな格好をしていた。チャラい若い役者が嫌いなので、わぁって思ったけど、話してみたら大丈夫で安心しました」と笑いを誘った。
また、クジラとの共演について、矢野は「生き物を扱うということは難しいことだなって思っていましたし、陸で生活している動物なら同じ目線だったり、(水の中のクジラよりは)接し方が分かるんですけど、クジラとなると全く…どういう経験も役に立たない。ただ、クジラたちも人間っぽいところもあって、こっちが自信を持ってその子に接してあげないと言うことを聞いてくれなかったりとか。それぞれ個性もあったりとか、それを分かった上で接してあげると素直に聞いてくれましたね」と撮影秘話を披露した。
矢野がクジラ役に!?
しかし、武田が「(矢野が)主役だなぁって関心したことがあって、クジラの気持ちを分かろうと思ったのか、クジラに成り切っていたんですよ」と話し始める。矢野は「また、いじられるよ」と不安げな表情を見せたが、武田は「(クジラの調教練習のための)合宿の時に、先に来ていた矢野君が『僕、クジラ役をやるので』って自らやってくださって。ここまで役作りをしているんだなって、感動しました」と明かす。
岡本も「私は(合宿に)いなかったんですけど、それはまだ撮影に入る前ですよね? どんな人かもまだ分からず、私たちからすると怖い人っていうイメージの時に、『クジラをやるんで』って、すごい紳士に見えますよね」と、武田の話に乗っかった。
矢野は「『変な人』みたいに思われた! でも、役作りだから変じゃない。そもそも僕はクジラ役ではありません!」と、諦めたように言い放った。
最後に、矢野が「和歌山県の自然の美しさ、クジラのかわいさはもちろん、たくさん詰まっているんですけど、この映画は見た人それぞれの感じ方でいいなって思っています。例えば、和歌山県に行きたいとか、クジラに会いに行きたいと思ってもらってもいいし、太一みたいに大きな夢を持ちたいでもいいし、そんな夢を持っている人を応援したいなって気持ちになってくれてもいいと思います。それぞれがいろいろなことを、この映画を見て感じ取っていただければ」とアピールし、イベントを締めくくった。
本作は、10月12日(金)より和歌山で先行公開、11月3日(土)よりシネ・リーブル池袋ほかで全国公開される。
10月12日(金)から和歌山で先行公開、11月3日(土)からシネ・リーブル池袋ほかで全国公開
出演=矢野聖人
武田梨奈
岡本玲
近藤芳正(特別出演)、鶴見辰吾
監督=藤原知之
脚本=菊池誠
主題歌=清水理子「Colorful~あなたといた時間」
公式サイト=http://www.bokujira.com/
(C)2018 映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会
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