山口まゆは横顔フェチ!? 「駐在刑事」で注目の若手女優の素顔とは?
――東京・奥多摩の自然を生かした大胆なトリックを組み合わせた異色刑事ドラマ「駐在刑事」(テレビ東京系ほか)。寺島進演じる駐在の警察官・江波敦史と因縁が深い奥多摩署署長・緒方綾乃(黒木瞳)の娘・ひかりを演じる山口まゆ。
山口「奥多摩は東京都なんですが、自然が多くて驚きます。ひかりは都心から連れてこられてきた子なので、環境に驚いているところは私と同じですね。その感覚を消さないように、私自身も奥多摩について調べたりせず、物語を通じて慣れていければいいなと思っています」
――ひかりは過去の経験から大人を信じられずにいる高校生。同じく高校生である山口は、彼女の行動が理解できるとのこと。
山口「私も反抗期が激しい方だったので(笑)。彼女は、自分から反発したいと思っているのではなく、気付いたらこうなっているだけなんだと思います。急に奥多摩に連れてこられて過去もいろいろあるので、彼女のような態度を取っても仕方ないんじゃないかな? ただひかりにも優しいところもあって。その優しさは消したくないしきちんと表現していかないとと思います。今後、奥多摩になじめばきっと変化していくはず。そんな変化をきちんと表現したいです。ちなみに彼女はいろんなことを抱えていますが、それを周囲の人に見せないようにしていて…。その姿は演じていてつらいし、表現も難しいです」
――共演者の寺島と黒木の現場での居ずまいも刺激があるようで…。
山口「現場でも寺島さんは江波で黒木さんは綾乃なんです。そうしてくださることで、私もずっとひかりでいられるので本当にありがたいです。役に対して真摯(しんし)に向き合っている姿にいつも刺激を受けています。私は、まだ将来がハッキリと見えていませんが、お二人のように役ときちんと向き合える俳優になりたいです。キャラクターを理解することで、役が自分のモノになっていくと思うので…」
――17歳ながらもしっかりとした口調でビジョンを語る彼女。性格は負けず嫌いとのこと。
山口「子供のころからバレエをやっていてすごく負けず嫌いなんですよ。昔は自分に納得ができずに泣いたこともありましたね。ただバレエをやったことで、舞台に立つ楽しさや演じることの面白さを知ったんだと思います。役と向き合うと分からなくなることもあるし、つかめないことも出てきて純粋に楽しいだけではないのですが、やりがいがあって楽しいです。やっぱり芝居って面白いんです!」