米倉涼子演じる元弁護士の小鳥遊翔子が“ワケあり”ばかりを集めた弱小弁護士事務所を京極雅彦(高橋英樹)に立ち上げさせ、どんなに不利な訴訟でも勝利をもぎ取るべく突き進んでいく新感覚リーガルドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。
リレー連載の3回目は、ヤメ検弁護士・大鷹高志を演じる勝村政信が登場!
恩師の京極が翔子にだまされているのではないかと心配して京極法律事務所に入り浸っていたが、いつしか事務所の一員に。「ドクターX―」シリーズ(2012~2017年、テレビ朝日系)で長年共演してきた米倉との関係や、京極法律事務所のメンバーとの撮影エピソードなどを聞いた。
――演じられている大鷹高志はどんな人物ですか?
まだ何もわかっていません(笑)。
「上から目線」なキャラと聞いていたのですが、京極教授や検事時代の先輩の前だとペコペコしていて、全部“上から”って訳でもなかったので、どうやっていったらいいのかなと。正義感が強いみたいです。
検事時代も検察のメンツを前面に押し出すのではなく、無実の人を救って検事を辞めざるを得なくなったっていうバックボーンもありますし…、まだまだ謎です。
――撮影が始まったころと今、現場の雰囲気は変わりましたか?
最初はものすごく緊張感がありましたね。スタッフは10年ぐらい一緒にやっている仲間なのですが、共演者も、もちろん作品もまるで違う。米倉さんも驚くほど緊張されていて…。
僕も緊張していたので、いつも2人で目を合わせていました。米倉さんとはもう“親戚”なんで(笑)。
目を合わせるとお互いちょっと安心するんですよ。「大丈夫?」「大丈夫!」みたいな。
京極法律事務所のメンバーはみんなそれぞれわが道をいく方々なので、どういう一体感になるのかなって。最初は探り合いだったと思うんですけど、結局あまり一体感がないんだなってことが分かってきて(笑)。
このままいい感じで進んで、それぞれの個性を生かしたチームになっていけばいいですね。