真木よう子が銀行員に! 業績不振のダメ支店を救う
真木よう子のコメント
この作品のオファーをいただいた時に、原作となっている漫画がとても面白く、見るものを引きつけると思いお引き受けいたしました。私が演じる原島浩美は物腰穏やかで、かつ天性の銀行職員という印象を受けました。何事にも穏やかな顔を貼り付け、核なる部分を切りこんでいきたいと思います。
とにかく、真木よう子を崩して、「エンターテインメント」のドラマをより多くの方々にお楽しみいただけるよう、頑張らせていただきます。
プロデューサーのコメント
強く、格好良い女性を演じさせたら右に出るものはいないと個人的に思っている真木よう子さんに、あえて物腰柔らかく、丁寧で、だけどちょっと天然な鈍感さを持つキュートな女性・原島浩美を演じてもらます。
少し前に真木さんと初めてお会いしました。柔和で、キュートで、芯の強さがある。ひょうひょうと見せかけて、でも少しの不安だったり、実はドキドキしていたりという人間くさいところもありそうだな。そんな印象でした。それって、本作の主人公・原島浩美なんです。
“強い女性”を描くドラマというと、主人公は本当に強くて、動じなくて、スパッと悪を切ります。ですが、テレ東の月曜22時の枠の主人公はもう少しリアリティーがあります。つまり、われわれと近い存在です。不器用で、だけど普段は絶対に言えない正論を代弁してくれる。
世の中の多くの人は会社員で、仕事の内容や人間関係に不満を持つ人がとても多くいます。グッとこらえる、理不尽も受け入れる、それが美徳であるとわれわれは刷り込まれてきました。嫌な上司や生意気な部下や偉そうな取引先などに対して抱く疑問や正当性を主張できたら…。そんな思いを本作の主人公・原島浩美は代弁します。ぜひ、ご期待ください。