瀧本美織が沢村一樹のトリセツに? “木ミス”新ドラマでパートナーに決定
沢村一樹(時矢暦彦役)コメント
――ドラマ初共演となる瀧本美織さんの印象は?
瀧本さんとは7年ほど前にバラエティー番組で少しだけ共演させていただいたのですが、お芝居をご一緒するのは初めてです。当時は役柄でショートカットでボーイッシュな雰囲気をしていた頃だったこともあり、今回お会いしてまず“女性らしくなられたなぁ”という印象を受けました。
何より、瀧本さんは“目力”がすごいですね。年を重ねて汚れてしまった僕のような人間から見ると(笑)、まぶしいぐらいの目力で、真っすぐな瞳をしているなと思いました。
――初タッグの意気込みをお願いします。
僕が演じる時矢は、瀧本さん扮(ふん)する佐相刑事がいないと成立しない役なんです。2人はギクシャクしたり、噛み合っていなかったりしますが、とにかく今までの刑事ドラマではありえない、面白いコンビになると思います。僕たちがどんなコンビを演じるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです。
瀧本さん、記憶をなくした僕のこと、ぜひよろしくお願いしますね(笑)。
瀧本美織(佐相智佳役)コメント
――ドラマ初共演となる沢村一樹さんの印象は?
テレビで拝見していて、ずーっと「なんて格好良い方なんだろう!」と思っていました。私はユーモアがある男性が好きなのですが、沢村さんは格好良いのに面白い一面があって、しかも幅広い役柄をこなす、“なんでもできる俳優さん”! まさに理想のタイプかも…(笑)。今回の初共演が本当に楽しみです。
――初タッグの意気込みをお願いします。
私が演じる佐相智佳はハキハキしていて、“ダメなものはダメ”とハッキリとした意見を持っている女性です。でも一緒に捜査をしていくうちに、時矢刑事の影響を受け、頭でっかちだった智佳が、よい意味で柔軟になって、成長していくのではないかな。この2人のやりとりは面白くて、私の“ツボ”に入りまくりです。皆さんもぜひ事件を推理しながら、私たちのかけあいを楽しく見ていただけたらと思います。
――撮影に向けて意気込みをお願いします。
京都の冬はとにかく寒いという印象ですが、京都でしか味わうことのできない雰囲気を感じ取りながら演じていきたい。タイトルも「刑事ゼロ」なので、私も“ゼロ”から全く新しいものを作るという意気込みでチャレンジしていきたいと思っています。
第1話あらすじ
京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は優秀な刑事だったが、容疑者を追跡中に廃工場の貯水プールに転落。病室で目を覚ますと、刑事になって以来20年間の記憶を失っていた。
時矢は記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たにコンビを組むよう命じられた新人女性刑事・佐相智佳(瀧本美織)と共に、殺人事件の初動捜査に当たることに。
フリーライターが殺された現場には粘着テープが奇妙な形で貼られていたが、そこに顔を近付けた時矢は「同じ匂いがする!」と言う。
彼は失った記憶の代わりに嗅覚など研ぎ澄まされた五感が備わっていて、ある府議会議員の殺害現場に残された遺留品と同じ匂いを感じ取ったのだった。