鈴木保奈美、ぶれない姿勢で見せた日本版「SUITS/スーツ」の魅力<プロデューサーに聞く(11)>
12月17日(月)に、織田裕二主演の“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※12月17日[月]は夜9:00-10:09)の最終話が放送される。
本作はアメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐(織田)と驚異の記憶力を持つ青年・大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント弁護士ドラマ。
ザテレビジョンでは、後藤博幸プロデューサーにインタビューを実施。各話の見どころやキャラクターの魅力と共に、プロデューサーだからこそ知る裏話を紹介していく。
甲斐&大輔、プライドをかけた最後の戦い
前回放送の第10話では、甲斐の検事時代に担当した殺人事件が冤罪だったことが判明。ファームから大輔を追放しようとするチカ(鈴木保奈美)へ、甲斐は最後に大輔の手を借りたいと申し出た。
無実の青年・栗林を13年間も服役させてしまった甲斐。当時の上司・柳(國村隼)の“証拠隠し”により、間違いなく有罪だと信じてきたからだった。
「甲斐は、いままでお金になる仕事しかやってこなかった人間。でも、今回は一銭にもなりません。甲斐なりの正義、プライドをかけて向き合うことになります」。
また、蟹江との対決に負けてしまった大輔は、心が折れてしまった状態に。
「甲斐は捨て身の覚悟。大輔は、あの甲斐が自分を頼っていると分かっていて、甲斐の力になりたいと考えます。自分にできることは全てやって、これで本当に弁護士としての人生を終えようとしています」。