和田彩花、譜久村聖、宮本佳林が晴れ着対談「注目してもらえるきっかけが増えた!」【ハロプロ誕生20周年記念連載】
月刊ザテレビジョンで掲載中のハロー!プロジェクト誕生20周年記念連載「ハロ!愛(ラブ)」。本誌2月号に登場してくれた、アンジュルムの和田彩花、モーニング娘。’18の譜久村聖、Juice=Juiceの宮本佳林がWEB版にも登場! ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)時代から含めると、ハロー!プロジェクトに10年以上所属するメンバーが、今と昔の違いをトーク。
長い間、ハロー!プロジェクトに在籍しているからこそ分かる、今と昔の違いを教えてください
譜久村聖「今と昔では、全然違いますね。つんく♂さんがいらっしゃるかいらっしゃらないかっていうのはもちろんですが、全体を見てもらえるようになったなって。私がハロプロエッグだったころは、エッグは全然見てもらえてなかったし、自分たちの曲も一つもなかったんです。だから今の研修生がマイクを持って歌っているのを見るとうれしいですね。私たちの時代は、そういう場が少なかったので。あと、今は研修生からデビューする子やグループも増えたので、注目してもらえるきっかけが増えたなって。研修生でもしっかりと追ってくれる人もいるし、ハロー!全体を応援してくれる人もいる。それは本当にありがたいです。研修生の枠がしっかりしてデビューも増えたので、ここから誰がデビューするんだろう?っていう楽しみ方もあると思う。私も注目して見ちゃいますし」
宮本佳林「今はいい意味で上下関係がないというか、みんなで頑張ろうっていうハロプロ全体のまとまりがあると思います。昔はもっと上下関係があった感じがするし、何かを言われても『やっぱりそうですよね』と思える先輩がいた。昔は届かない人たちがいっぱいいたイメージです。もちろん、今もそれぞれに届かないところがいっぱいあって、それぞれの良いところと悪いところを認め合い、みんなで作り上げていこうねっていうのが感じられます。昔と今のどっちにも良い部分があるので、どっちが良い悪いはないんですけど、今の方が一体感を感じるかな」
和田彩花「時代が時代なので、昔は体調が悪くても根性論みたいなのはあったなって。そんな中で私は育っているので何があっても仕事だけは休んじゃいけないし、ステージには絶対に出るべきっていうのが染み付いちゃっている部分はあります。でも、今は体調が悪いときに休まないといけないし、無理という感覚も個人それぞれ。それを尊重してあげないといけない時代で、そこに戸惑いを感じたときはありましたね。アンジュルムの2期メンバーは分からないですけど、3期以降は確実に今の感覚で育っているから根性論では絶対に言えないです。私からしたらお仕事を休むなんてありえないって思っちゃうときはあるんですけど、今の時代はそんな私の感覚の方がありえないっていうのもわかる。すごく悩んで気持ちがウロウロしてます。でも、それは仕方がないなって割り切ることにしていますね」