「第21回みうらじゅん賞」決定! みうらが熱く語るそれぞれの受賞理由
「ただただ自分が好きな人に贈る。“賞”って本来そういうものなんじゃない?」
ザテレビジョンでは、「輝け!第21回みうらじゅん賞」授賞式を終えたばかりのみうらじゅん&安齋肇を直撃。「みうらじゅん賞」の面白さを改めて探るべく、ミニインタビューを敢行した。
――まず、授賞式の感想をお聞かせください。
みうらじゅん「いつもと全く変わらず、でしたね。安齋さんと会うのは今年5回目なんで、そういう意味ではすごく楽しかったですけど」
――今日は、第21回の受賞者を初めて公にしたわけですが、観覧のお客さんたちの反応も含めて、いかがですか、手応えのほどは?
みうら「う~ん、『みうらじゅん賞』っていうのは、手応えがどうだとか、ウケたかどうかとか、世間の反応は一切関係ないんですよ。あくまでも、僕がグッときた人とかモノを選んでるだけなんで」
安齋肇「そこがいいんじゃない? 僕なんかは、『みうらじゅん賞』っていうのは、みうらさんがこの1年間、何を考えて、どんなものに興味を持っていたかを知る場所だと思ってますから。まるでみうらさんの頭の中を覗き見するようなワクワク感があるんですよ」
みうら「ただ、1発目に『峨嵋山』をもってきたのは、完全にウケ狙いですけど(笑)。『峨嵋山』から始まって、『沢口靖子』さんで締めくくる、という流れだけは決めてたんで」
安齋「沢口さんは、VTRでコメントをくださって。いい感じに締まったよね」
みうら「いや、ありがたいですよ。沢口さんって、かわいい人なんだなって。ますますファンになりました」
――ザテレビジョンのインタビューということで、「科捜研の女」というドラマの魅力をもう少し詳しく教えてください。
みうら「やっぱり、安心感ですよね。分かりやすいし、変わらないし。だからといって、同じシリーズものでも『相棒』(2000年~、テレビ朝日系)とも違うんだよね。いい意味で、見ていて気持ちに波風が立たないっていうか」
――今回、過去の受賞者リストを拝見していて、そのユニークな顔ぶれに改めて驚きました。
みうら「改めて思うのは、第6回(1999年)の『ジョージ・ルーカス』はターニングポイントだったなって。この次の年から、選ばれた人たちがみんな『こんなすごい人も受賞してるんだ』って思うようになってくれたから(笑)」
安齋「2005年(第8回)のリリー(・フランキー)さんとか、時代を先取ってる感じもあるよね」
みうら「あ、それはたまたまですよ。『みうらじゅん賞』をもらったからって、そのあと仕事が増えるなんてことはないだろうし。何度も言うけど、本当にただただ俺が好きな人にあげるっていう賞で、そこから何かが派生するとかは関係ないから。でも、“賞”っていうのは、本来そういうものなんじゃないかと思ったりもするけどね」
「輝け!第21回みうらじゅん賞」授賞式の模様は現在、GYAO!の特設サイトにて公開中。みうら&安齋のゴールデンコンビの息の合ったトークをさらに楽しみたい人は必見だ。
GYAO!にて配信中
https://gyao.yahoo.co.jp/special/miuraaward/
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