多部未華子、キスマイ・北山宏光に「すごいな、その精神力(笑)」【会見全文掲載】
オファー、お待ちしております(北山)
――北山さんに伺います。初の猫役を終えた今、次にやってみたい役は何ですか?
北山「いいんですか? この(完成報告記者会見の)場で(笑)」
――ぜひ、お願いします。
北山「僕としては、今回このような形で、自分の中での初めての演技を映画でやらせていただいたんで。『こんな役、北山にやらせたいな』っていう役をオファー待ちしています。今回、猫ができたということで、どんなことができるんだろう? 北山にどんなことをやらせたらこの役が変わっていくんだろう?っていうことを求められるような俳優さんになっていきたいと思っていたので。オファー、お待ちしております(笑)」
――北山さんと多部さんは息の合った演技を披露されていましたが、現場でのチームワークは?
北山「僕の主観ですと、ものすごく良かったです(笑)。皆さんと一緒にご飯を食べたりとか。家族の話だったので、裏でもいろいろ会話を…。どんなくだらないことでもいいから話し掛けて距離を詰めていくっていうことを意識していて。終わったころには、僕の中では打ち解けられたかな、って思っています」
――座長のプレッシャーはなかったですか?
北山「なくはないんですけど、演じた寿々男というキャラクターがあったんで。主演主演しているというよりも、この家族に馴染む、このカンパニーに馴染むっていうところをよく意識しましたね」
――多部さんはいかがでした?
多部「すごく仲のいい家族の設定だったので、不安だったんですけど、北山さんがスタッフはじめキャストのみんなにフランクに分け隔てなく接してくださる方だったので、気付いたら楽しく現場に行っていたという感じでした。(北山は)現場で盛り上げてくださったな、と思いますね」
――どんな会話を?
北山「楽屋で多部さんがご飯を食べるときに小説を読んでいたんですね。小説か何かを。10分、15分くらいの休憩だったんで『どうせ頭に入らないんだから、一緒に飯食うよ』みたいな感じで(笑)」
――多部さんはそれで本を読むのをやめられたんですか?
多部「話し掛けられたらやめざるを得ないじゃないですか」
北山「アハハ!」
多部「だからやめました(笑)。本当に本を読んでいるときとか、携帯を触ってるときとか、関係なく話し掛けてくるんですよ。すごいな、と思って。その精神力(笑)」
北山「アハハ!(笑) 限られた時間ですからね」
筧「いつものやりとり、始まったって感じですね」
――監督から見ていかがでしたか?
筧「スタジオセットではなく、ロケだったので、いい意味で狭い。あの臨場感が家族をつくっていったというのもあると思いますよね」
2月15日(金)全国ロードショー
配給:ショウゲート
(C)板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会
■本予告映像
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