浜辺美波、コンビを組んだ高杉真宙は「悪いようにはなってないかな?(笑)」【「映画 賭ケグルイ」キャストインタビュー・後編】
「鈴井さんが‘後ろ”にいると落ち着きます(笑)」(浜辺)
――今回、夢子と鈴井がチームを組んでギャンブルに挑むとのことですが、浜辺さんと高杉さんはギャンブルのシーンでどんなことを思いながら演じていましたか?
高杉:あのシーンだけで言うと、わりと夢子さんが上機嫌ではあるので、僕は寂しくないなと思いながら。こっちを振り向いてくれるだけでうれしいっていう(笑)。そういうのはありますよ。一人でずっとやっているので。
鈴井としては何も(リアクションが)返ってこないことが普通なんですよ。で、一人で騒いで一人でまとめるっていうのが鈴井の終着点なので、基本的に何かの受け答えがあることはうれしくあります(笑)。
鈴井はずっと焦ってワタワタしているので、そのメリハリは出ていたら良いなと思いますし。でも、監督からはずっと「どのシーンでも、この後のことは考えずに全力で」って話をされるので、全力で驚いて、叫んでいきたいですね。
浜辺:最初、鈴井さんが先に行ってしまうのですが、その後(夢子の後ろを)ついてきてくれるんです。夢子としては、やっぱり後ろを歩いている鈴井さんの方が落ち着くんです(笑)。前を行くのは鈴井さんじゃないなって、演じていて後半に気付きました。
最初の段取りが終わった後に、監督から「鈴井がいないと夢子は無いね」と言われました(笑)。鈴井さんががんばって「ワ~ッ!」て叫んでくれるから夢子は普通に、平然としていられるんだなという。許されるのは鈴井さんのおかげです。
高杉:いや、荷が重いから急に(笑)。
――ちなみに、現場での高杉真宙さんはイジられキャラなんですか?
矢本:前は僕の方からイジっていたんですが、最近は遠目で見ても「僕をイジってください」って顔をしているんですよ。芝居が終わっているのに、鈴井キャラのままでいて、完全にイジられ待ちしてたりして。ついには「矢本さんがイジってくれると思って…」とか言ってくるんです。さすがにそれを無視してしまうと、傷つけちゃうじゃないですか(笑)。
森川:高杉さんとは共演作が多いですけれど、ほかの現場で見ているときと、明らかに顔つきが違いますよね。とにかく明るいし、この現場でしか見ることができない素の表情も出してきますね。
5月3日(金)より全国にて公開
ドラマ「賭ケグルイ season2」
4月2日(火)スタート
毎週火曜夜1:28-1:58ほか
TBSほかにて放送
※MBSでは3月31日(日)スタート