ジャーニー、マイケル・シェンカー・・・ギター少年大興奮間違いなしの「ハードロック特集」
4月14日(日)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00-9:55 BS12 トゥエルビ)は、「男はハードロック特集」。マキタスポーツとスージー鈴木が、青春時代に影響を受けまくった「ハードロック」の名曲を紹介する。
普段は1980年代の邦楽ロック・歌謡曲がメインの番組だが、今回は洋楽にセレクトを広げ、洋邦ハードロックの魅力を分析。マキタスポーツもスージ鈴木もギターを手に、昔音を拾って必死に覚えたリフを弾きまくる。
そんな特集回の収録場所に選ばれたのは、なぜか毎日新聞社のビルの上階にある格調高いレストラン。次々とコースメニューが提供され、マキタスポーツ、スージー鈴木、今回のカセットガール・外岡えりかが「食べながら」トークするという、なんとも不思議な光景が展開される。
冒頭、ハードロックの特集に、「ついに門戸開放。ウキウキしてしょうがない」とうれし気なマキタスポーツ。スージー鈴木も私物のギターを持参して収録に臨んだ。
ジャーニー、マイケル・シェンカー・グループ、クリーム、レインボー、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ヴァン・ヘイレン、AC/DC・・・と、楽曲が紹介されないグループも含めて次々と飛び出すバンド名。
エリック・クラプトン、リッチー・ブラックモア、ジョー・リン・ターナー、ジョン・ロード・・・と、プレイヤーへの思い入れも次々と語られる。
さらには、LOUDNESS(ラウドネス)、EARTHSHAKER(アースシェイカー)、アクション、THE ALFEE(アルフィー)といった日本のバンドへの言及も。
かつてエレキギターにかじりついた音楽少年だった二人は、「リフ(リフレイン)」「開放弦」「ライトハンド奏法」と、ハードロックの名曲の魅力について楽しくてたまらない様子で語り尽くしていく。
後半は「ハードロック」をテーマに、独特の視点で日本の楽曲をセレクト。そのトークは、文化史についての通観が含まれた興味深い内容となった。
二人のヒートアップを理解できず、ポカンとするとんちゃん(外岡)をよそに、ロック少年の気持ちを思い起こしていくマキタスポーツ&スージ鈴木。昔ギター少年だった視聴者は興奮間違いなしのトークを、ギターを弾きながら、そして「食べながら」アツくアツく繰り広げる。