<いだてん>中村勘九郎&生田斗真が走った!ストックホルムオリンピックシーンをポイント解説
エキストラには「役が変わるたびに、ちょっと走り方変えてもらっていた」
――スポーツ自体は得意な方々が集まっていたんでしょうか。
普段なんのスポーツをやっているのか聞いたら、陸上もいましたけど、ラグビーやバレーとか、いろんな人がいましたね。
それぞれに、自分のやってきたスポーツの特徴が出てたかなと思います。
エキストラの人たちって、オリンピックのシーンを再現するときに、マラソン選手の役をやったり、短距離選手の役をやったり、複数の役を演じないといけないんですよね。
いつもはマラソンの指導をしていますが、ロケでは僕が短距離走も教えたんです。役が変わるたびに、ちょっと走り方変えてもらっていたので、切り替えが大変だっただろうなと思います。
――ストックホルムのロケで、勘九郎さんの肉体に変化が出た部分などはありますか?
勘九郎さんが撮影で一番走ったのはストックホルムでのロケだったんじゃないでしょうか。本当に走るシーンが多いので、それがいいトレーニングになって、ロケも後半に行けば行くほどマラソン選手らしい、いいふくらはぎになっていました。
3月24日(日)放送第12回では、ついに四三が走る!
まもなく四三(中村勘九郎)がマラソンに出場するころ、熊本では、スヤ(綾瀬はるか)が金栗家と共に応援の宴を開催する。
一方、当の四三は、大森兵蔵(竹野内豊)を抱えてスタジアムに入り、準備万端とは言えないままマラソンのスタートを切る。序盤は順調に順位をあげていく四三。だが、記録的な暑さと石畳の道が彼の体に異変を来し、幼い頃の自分の幻影を見る。