木村文乃「家族であることが何より大事」最後の大奥で感じることは
3月25日(月)にフジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」(夜8:00-10:54、フジテレビ系)が放送される。名だたる女優陣が次々と登場し、女性たちの愛憎劇と豪華絢爛(けんらん)な衣装で人気の“大奥”シリーズがついに完結編を迎える。
これまで菅野美穂、松下由樹、内山理名、仲間由紀恵といった実力派女優が主演を務めてきた人気作で、最後の主演を務めるのは木村文乃。徳川第8第将軍・吉宗(大沢たかお)の時代を舞台に、側室・久免の献身的な半生を描いていく。
落ち着きのある透明感が持ち味の彼女だが、大奥という“ドロドロ劇”をどのように演じていくのか、その役柄や心境について聞いた。
大沢たかおが登場したときの現場の様子は?
――人気シリーズ「大奥」主演ということで、チームの真ん中に立ってみてのお気持ちは?
ご縁を頂いて、名前が真ん中にあるだけの話で、役柄としても私自身としても仲間に入れてもらうという気持ちです。いろいろと教えていただきつつ、東映で撮影することも初めてなので、ここならではのやり方を学んでいます。
――女性が多い現場ですが、雰囲気はいかがですか?
女性は確かに多いんですけれども、皆さんはずっとチームでやってきた方たち。いい緊張感と和気あいあいとした雰囲気と、林徹監督という絶対的リーダーによるいいバランスが出来上がっています。
でも、撮影後半から大沢さんが合流されたときは、やっぱりみんなで「殿が来た!」と色めきだったりして。実際、大奥ってこんな感じなんだろうなと思いました。