明石の見た目にも変化が!
――「警視庁捜査資料管理室」のシーズン2の決定を聞いた際のお気持ちを教えて下さい。
亀山千広さん(BSフジ社長)が記者懇談会でシーズン2をやると発表したのを聞いて、「やるんだ」と知りました。「え? いつやるの?」と思っていたら、春からと聞いて。
「警視庁捜査資料管理室(仮)」が2018年10月1日に放送を開始して、2週間で亀山さんがシーズン2を発表したんです。それから、1カ月足らずで台本が出来上がってきました。
まず、「間に合うか?」っていう気持ちがありました。シーズン1のときは、(撮影開始の)半年くらい前から少しずつ台本が出てきていたので、せりふを覚える時間がたくさんあったのですが、今回は台本をもらってからクランクインするまでの間に2カ月もなかったので、これはやばいぞと思いました。せりふを覚えられるのかなと。もちろんうれしかったですが、「まずい! 急がないとやばい!」と全スタッフが思ったと思います(笑)。
シーズン1が終わってから、半年たたずにシーズン2をオンエアしようとしているんですから、それはもう時間はございません。慌てましたね。
ただ、BSフジは決めたら行くんだなと思って、そのフットワークの軽さはすごく心強かったです。お客さんが面白いと思っているタイミングで、すぐに次の一手を打つし、再放送もしてくれて、動きが早いですね。
――現場の雰囲気はいかがですか?
前作から続投の山口淳太監督も、シーズン1を乗り越えているので、どんな現場なのかも分かっているので、非常に順調だと思います。正直スタッフの人数は前より減っているのですが、精鋭たちが集まっている感じがします。
今作から部下が新たに登場するんですが、彼らがいるおかげで現場はにぎやかですね。
――シーズン1と比べて、明石に変化はありますか?
シーズン1放送後に特番があったんですが、その特番に明石幸男の娘・結佳ちゃん(渡邉このみ)が出演したんです。その特番のコーナーで、結佳ちゃんが実はお父さんの髪形に不満があるということが分かったんです。
なのでシーズン2で、急に明石は髪形を変えます。その特番を見ていないと、「いつそんなことがあったんだ?」って感じですが(笑)。どう変わるかは、楽しみにしていただきたいです。
シーズン1ではすごく気持ち悪かったですけど、だんだん見た目が「いるかもね」っていう感じになっています。