<いだてん>中村勘九郎、海外ロケでの苦労は“冷水浴”「ずっと川に入っててキツかった」
「ひゃあ~!」冷水浴に苦労があった
31日に放送される「いだてん」第13回は、日本初参加のオリンピックに出場する四三と、三島弥彦(生田斗真)、そしてその2人を支える人々の苦悩や活躍を描く「ストックホルム青春編」のラストとなる回。この「ストックホルム青春編」のために、勘九郎らは実際に現地スウェーデン・ストックホルムで撮影を行った。
大河ドラマでは珍しい海外ロケを行った理由を、清水氏は「金栗さんが100年前に走ったスタジアムが、まだ現存しているから」と説明。
勘九郎は、1912年のストックホルムオリンピックが開催されたスタジアムを初めて見た時の感想を「威圧感と、当時の金栗さん三島さんが、たった二人で来たんだなという感慨深い気持ちが溢れてきて震えた」と語る。
さらに、「少しでも多く撮影したいのに、ミールブレークという(現地の)休みのルールがあり、もどかしい事もありましたが、スタッフは心意気が高くて、気持ちの熱い方々で、いい撮影ができたロケでした」と振り返った。そして、撮影中に本名で呼び掛けられて振り返ると、偶然にも中学の同級生がいたというエピソードも飛び出した。
一方で、苦労したというのが四三といえばおなじみの冷水浴のシーン。「水道を止められて、川で水浴びしていたシーンと、冷水浴のシーンをまとめ撮りしたので、ずっと川に入っててキツかったんです。実は水質もきれいではなく、テレビではあんなにきれいに見えるんですけどね」と、意外な裏話で観客の笑いを誘った。
冷水浴シーンの撮影について清水氏は「むしろストックホルムの街の中で、裸になって撮影するのは大丈夫なのか、と心配していました」胸の内を明かした。