ドラマ「刑事ゼロ」では、刑事としての20年間の記憶を失った“記憶ゼロ”の刑事を演じ、新たな一面を見せた沢村一樹。
そんな沢村が、過去二度アガサ・クリスティ作品で演じた警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也警部役で主演を務める「ドラマスペシャル アガサ・クリスティ『予告殺人』」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)が、4月14日(日)に放送される。
同ドラマは、アガサ・クリスティの同名原作を実写化。ある朝、新聞の広告欄に「殺人のお知らせ」が唐突に掲載されるという、壮大な謎とともに幕を開けるミステリードラマだ。
本作で沢村は「そして誰もいなくなった」(2017年)、「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて」(2018年)に続き、オリジナルキャラクター・相国寺警部を演じる。
今回、3度目の挑戦となるアガサ・クリスティ作品の見どころやドラマの現場でのエピソードなどを聞いた。
沢村「特殊刑事をイメージして作ったキャラクター」
――今回で3度目のアガサ・クリスティ作品ですが、演じてみていかがでしたか?
まさか、3回も同じ役をやるとは思ってもみなかったです(笑)。
一回目は、「これでやろう」と自分で決めた相国寺のイメージを演じていたんです。だけど、やっぱり相国寺自身が変わったキャラクターなので、3回目をやるに当たって少しだけ戸惑いがあり、「これでいいのかな」と毎回思いながら演じていました。
――相国寺のキャラクターを教えてください。
アガサ・クリスティはトリックの数が多くて、その全てに刑事が気付くことを前提で作られています。そういう全国にいる一人か二人くらいしかいない特殊刑事をイメージして作ったキャラクターが相国寺なんです。
――タッグを組むのは荒川良々さんですね!
役柄的にずっと荒川良々と一緒でした。彼の持つ不思議な力やキャラクターを借りながら捜査する、“バディ感”や新しく芦名星ちゃんも加わった微妙な3人の関係性も含めて楽しんでほしいです。
――3人でのシーンでは何か話し合いをしましたか?
現場では、台本にないことをやる“ワクワク感”が撮影のたびに毎回楽しみでした。特に良々といる時はいろいろなことを試しながら撮影に臨んでました。真面目なシーンが多い分、遊べるところは二人だけのところしかなかったので思い切りやりました(笑)。
4月14日(日)夜9:00-11:05
テレビ朝日系にて放送
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