広瀬すずに『わしを調略するつもりか』草刈正雄のセリフに「真田丸だ!」【視聴熱TOP3】
2位「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)6642pt
4月17日に第15話を放送。なつ(広瀬すず)の幼なじみ・天陽(吉沢亮)の家に農協が牛を貸したことについて、農協に勤める剛男(藤木直人)が夕食時に話を持ち出す。しかし、農協のやり方に「賛同しない」という泰樹(草刈正雄)と剛男の意見が対立。なつは困惑してしまう。
農協は牛乳を一手に引き取り、乳業メーカーに卸すことを計画。それに泰樹は反対していた。剛男はなつを味方にしようとし、「このままでは力の弱い農家が泣くことになる」と訴え、泰樹になつから話をしてくれないかと頼んだ。
翌朝、なつが泰樹の思いを聞いていると、泰樹は「組合はお前を使って、わしを調略するつもりか」と言った。はかりごとを意味する“調略”というせりふに、視聴者からは草刈がかつて出演していた大河ドラマ「真田丸」を彷彿とさせると話題に。
また、NHKのさまざまなミニ動画を公開するサイト「どーがレージ」に、本作のオープニングタイトルのアニメーションがアップ。スピッツの主題歌「優しいあの子」とともに、スタッフクレジットなしでじっくり堪能できるとあって注目され、24時間のランキングで1位になった。
3位「白衣の戦士!」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)5345pt
4月17日放送の第2話は、はるか(中条あやみ)と同期の新米ナース・斎藤(小瀧望)の元カノ・真理子(堀田真由)が胃潰瘍で入院。はるかは指導係の夏美(水川あさみ)と担当することに。その夜、胃けいれんの発作を起こした真理子は、治療のために投与された薬を捨ててしまっていた。斎藤はその理由を問うが、真理子は話そうとしなかった。
実は、銀行に就職したものの、ついていくことができないと感じていた真理子は、退院したくなくて薬を捨てていた。真理子が行員証を捨ててしまったことを知ったはるかは、集積所のゴミの中から捜そうとする。
その姿を見て「看護師の仕事じゃない」と言う夏美だったが、看護師長の本城(沢村一樹)ははるかが看護師になったきっかけを明かし、「型破りだけど、常に患者さんの立場にたって考えられる看護師になれるんじゃないか」と語った。
夏美も手伝い、はるかは行員証を見つけ出す。夏美は真理子に、自分も新人のころにナースの身分証を捨てたことがあり、夏休みまで、正月まで、新人が入ってくるまで…と頑張っているうちに仕事が続き、「仕事ってそういう小さな目標の積み重ねで続いていくのかもしれませんね」と語った。そして、真理子は前向きに治療に取り組みはじめた。
夏美の「小さな目標の積み重ね―」というせりふが、多くの視聴者の共感を呼んだ。
webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。
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