第100回ドラマアカデミー賞受賞作が決定 「3年A組―」が怒涛の5冠!
2019年冬(1~3月)クールに放送されたドラマを対象に開催した「週刊ザテレビジョン 第100回ドラマアカデミー賞」全9部門の結果を発表中。最優秀作品賞は、菅田将暉主演の「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)が受賞した。
卒業式を目前に教室に立てこもった教師・柊一颯(菅田)と、彼の人質となった教え子たちの10日間を描いた同作。一颯の目的やクラスメートの自殺の真相など謎が謎を呼ぶ展開と、一颯が生徒たちへ投げかける熱い言葉の数々に支持が集まった。
「3年A組―」は菅田が主演男優賞に輝いたほか、助演女優賞(永野芽郁)、脚本賞(武藤将吾)、監督賞(小室直子監督、鈴木勇馬監督、水野格監督)と合わせて5部門で受賞となった。
同作を手掛けた福井雄太プロデューサーは、高い熱量を保ち続けた同作を、「局内でもよく『お前の作るドラマは説教くさいな』と言われるんですが(笑)、今回もそうだったと思います」と振り返りつつ、「そんな強い思いが上滑りしてしまうか、『Let's think』(考えよう)というメッセージを受け取ってくれるかで、ドラマの価値が全然違ってきますから、見た人がその思いをキャッチしてくださったのが本当にありがたかったです」と語った。
そのほかの受賞結果は下記の通り。(受賞者のコメントはWEBサイト「ザテレビジョン」にて掲載)
主演男優賞:菅田将暉(「3年A組―今から皆さんは、人質です―」)
主演女優賞:深田恭子(「初めて恋をした日に読む話」)
助演男優賞:横浜流星(「初めて恋をした日に読む話」)
助演女優賞:永野芽郁(「3年A組―今から皆さんは、人質です―」)
監督賞:小室直子、鈴木勇馬、水野格(「3年A組―今から皆さんは、人質です―」)
脚本賞:武藤将吾(「3年A組―今から皆さんは、人質です―」)
ドラマソング賞:back number「HAPPY BIRTHDAY」(「初めて恋をした日に読む話」)
ザテレビジョン特別賞:劇中劇「獅風怒闘ジュウショウワン」(「トクサツガガガ」)