6月1日(土)スタートのオトナの土ドラ「仮面同窓会」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の囲み取材会見が5月22日に行われ、主演の溝端淳平、ヒロインを務める瀧本美織が登場した。
本作は、雫井脩介の同名小説が原作のクライムサスペンス。
同窓会で再会した新谷洋輔(溝端)ら高校時代の友人たち4人の出来心から始まったいたずらが、不可解な殺人事件に発展する。彼ら4人が互いの腹を探り合い、人生を狂わせていく姿を描く。
溝端「洋輔は自分とは真逆」
本作で、8年ぶりに民放連続ドラマの主演を務める溝端は「8年前とは芝居に対する考え方も変わりました。蜷川幸雄さんとの出会いから、難解な作品に挑戦し、成長できるように精進してきた8年間でした」と振り返り、「その期間で経験したものを映像でも出せたらなと思い、精いっぱい演じています」とコメント。
今回溝端が演じるのは、幼い頃に経験した兄の死や、高校時代に受けた体罰により心に傷を負った主人公・新谷洋輔。
溝端は「洋輔という役は、特徴がはっきりある役ではないのですが、ヒントがあまりない中、模索していくという作業が楽しみでした。歩き方一つにしても目の動かし方一つにしても、欲深く、楽しみながらできたと思います」と、役作りについて語った。
そして、「僕は人と喋る時は正面から目を見て喋ってしまうタイプなのですが、洋輔はどちらかと言えば真逆で、あまり相手の目を見ず、少し挙動不審気味なところがある青年」と自身と役との違いを語り、歩き方や姿勢にもこだわったことを明かす。