高橋一生、斎藤工、滝藤賢一演じる3人の独身アラフォー男性が、“あえて(A)結婚(K)しない=AK男子”の道を選び奮闘するラブコメディー「東京独身男子」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系)。
物語もいよいよ終盤に差し掛かり、個性豊かな3人の“AK男子”たちと彼らを翻弄(ほんろう)する、舞衣(高橋メアリージュン)、かずな(仲里依紗)、透子(桜井ユキ)ら女性陣との恋愛模様や、アラフォー男性ならではの悩みなどがさらに加速していく。
今回、岩倉(滝藤)の部下・透子を演じる桜井ユキにインタビューを実施。 あらためて、撮影の感想や共演者について、そして今後の見どころを語ってもらった。
後半にかけて、もっと深い部分まで踏み込むような関係になってきました
――これまでの撮影を振り返ってみていかがですか?
これまでは、“AK男子”の3人をはじめ、キャラクターたちが、自分の気持ちが先行して、動いていたんです。それが後半にかけて、もっと深い部分まで踏み込むような関係になってきました。
もちろん透子も岩倉(滝藤)さんはじめ“AK男子”たちとそういった関係になってきたというのは、演じていても感じていますし、今後はどうなるか私自身もまだ分からないので、撮影が本当に楽しみですね。
――透子は三好と岩倉の間で三角関係となっていましたね?
4話で「三好のところに行っても俺は構わないよ」と、岩倉さんに大人な言葉を掛けていただいた後に、透子は「尊敬しているのはボス(岩倉)です」と答えるやりとりがあるんです。
表面上は、岩倉さんへリスペクトを送ってはいるのですが、根の部分ではもっと違った感情があるんではないかなと私は思っています。それが今後、どう表れてくる楽しみにしていただければと思います。
――初めの頃と今では、演じていて気持ちの部分で変わったと感じることはありますか?
女性陣の中で透子は、本能のままに生きる女性というキャラというのは本質的には変わってはいませんが、最初の頃はそれこそ欲望のままに、自分の気持ちを優先して自由気ままに楽しんでいました。
でも演じているうちに、実は人との距離感や、他人との関係性を人一倍考えている子だというのを感じ、そこはとても大きな変化ですね。
――あらためて滝藤さんと斎藤さんと共演されてみていかがですか?
お二人とはこれまでに共演させていただいたことはあるのですが、斎藤さんも滝藤さんも、今回演じているキャラクターにそれぞれの共通点があるなと私は思っているんです。
三好の気ままに恋愛を楽しむ自由さというのは、斎藤さんもそういった面があるんじゃないかなと思っています。二人とも真逆のキャラクターなんですが、どちらとも捨てがたい魅力があるんですよね。