新海誠監督コメント
人間がどうしても取り繕えないものが、声だと思います。喋る内容はもちろん、声質、息づかい、言い淀み、語尾、全てにその人そのものが避けようもなく滲み出てしまう。須賀役を小栗さんに、夏美役を翼さんにお願いしたのは、だからです。
彼らの声がキャラクターにはっきりとした血肉と心を与えてくれているアフレコの過程を、わくわくしながら楽しんでいます。
「天気の子」はRADWIMPSの音楽、透子さんの歌声、醍醐くんや七菜ちゃん、小栗さんや翼さんたちの声、そして雨音、さまざまな音に満ちた映画です。
劇場でその音に身を浸していただけるように、スタッフ全員で今も制作に奮闘しています。楽しみにお待ちいただけますように。
小栗旬コメント
「天気の子」に参加できること、とても光栄です。新海監督の作品は、美しい色彩の世界観はもちろん、普段僕たちが見ているような風景や、手にするようなアイテムが作品を彩っていて、そこに生きる人間たちの物語が、自分に近いものに感じられるのが凄いところ。
前作の「君の名は。」も大好きで、映画館で号泣しました(笑)。今回の「天気の子」はすごくストレートな話で、そこが魅力だと思います。
“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとてもうれしいです。
「天気の子」、期待を裏切らない素敵な作品なので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。
本田翼コメント
3年前「君の名は。」が起こした、社会現象を作り上げた新海監督の最新作に参加させていただき、とても光栄です。新海作品で描かれている風景の色彩が本当に美しく、私が普段見ている日常の景色が監督にはどんなふうに見えているのだろうと以前から思っていました。
今回「天気の子」でも、新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみです。そして私が演じさせていただく“夏美”についても生き生きとした女の子にしていきたいと思っています。
「天気の子」は、まだ完成前ですが、すでに心に響く物語です。ここからさらに私たちの声の力でこの作品を盛り上げられたらと思います。
2019年7月19日(金)全国公開
<スタッフ>
原作・脚本・監督:新海誠
音楽:RADWIMPS
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤 美術監督:滝口比呂志
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
<キャスト>
醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良
平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬
【HP】https://www.tenkinoko.com
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