<パーフェクトワールド>晴人が語った“心のバリアフリー”に共感集まる「胸に響いた…!」
松坂桃李が主演を、山本美月がヒロインを務めるドラマ「パーフェクトワールド」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第6話が5月28日に放送された。もう一人の障がい当事者・渡辺晴人(松村北斗=SixTONES/ジャニーズJr.)が語ったメッセージに大きな反響が寄せられている。(以下、ネタバレがあります)
「壁取り払うのが“心のバリアフリー”」
同作は「Kiss」(講談社)に連載中の有賀リエの漫画が原作。車椅子に乗った建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみと再会し、心を通わせていく中で樹の生き方が変化していくラブストーリー。
5話(5月21日放送)のラストで樹はつぐみに別れを告げた。障がいのある自分では、つぐみを幸せにすることはできない、という思いからだった。
失意のつぐみは務めていた仕事も辞めて長野・松本の実家へ帰ることに。樹も自分が決断したことながら、つぐみのいない日常を受け止めきれずにいた。
そんな樹の様子を見かねたのが、樹の親友で同僚の晴人だった。晴人も実は片足の膝下を切断し、義足で生活している障がい当事者だ。
晴人は、つぐみに一方的に別れを切り出した樹に「いっくんさ、こういう自虐的なことすんの、2回目だよね」と切り出した。
樹の「別れてよかったと思ってる。これ以上、川奈を苦しめたくなかったんだ」という言葉に、晴人は…「そうやっていっくん自身が壁作ってんじゃねえの?障がい持ってるほうが壁作ったら、相手は入ってこようにも入ってこれないよ。その壁取っ払うのが、心のバリアフリーってやつじゃないの?」