吉田鋼太郎、天海祐希との初共演に「自分もきれいになった感じがする」
吉田も“言葉の銃撃戦”を堪能
吉田が演じる最終章のキーパーソン・染谷は、キントリが追う2つの事件の被告・北山未亜(吉川愛)と被疑者・藤井卓生(坂東龍汰)をかつて山の土砂崩れから救出した元中学校長。寡黙ながらも熱い思いを胸に、定年後は防災講義に励んでいる。
その設定ゆえに、今回は「この作品の特徴である“言葉の銃撃戦”よりも、心理的なやりとりの方が圧倒的に多いんです」と語る吉田。だが、スタジオ前室で撮影合間に繰り広げられる“言葉の銃撃戦”はたっぷり堪能したようで「元々コヒ(=小日向文世)さんがよくしゃべるのは知っていたんですけど、天海さんもご自分の意見をちゃんとおっしゃるし、でんでんさんは主に自分のことをしゃべる!(笑)。こんなに皆さんがおしゃべりになる現場は初めてです(笑)」と撮影現場の雰囲気について明かした。
天海も、「鋼太郎さんから『何なんだよ!?オレ、この後のシーンでせりふがたくさんあるんだよ!』とツッコまれことがあったんですよ。そこで私たちも『いや、こういう座組なんです。すみません』と申し上げつつ、おしゃべりを再開するという…(笑)」と撮影を振り返り、「スタッフの皆さんが自由に泳がせてくださるのをいいことに、伸び伸びしすぎですよね!」と冗談交じりで語った。