伊原六花のNGは撮影期間中に1回だけ! 監督から共演者たちに公開ダメ出し
伊原六花主演の映画「明治東亰恋伽」公開記念舞台あいさつが6月22日に都内で行われ、伊原の他、小林豊、松島庄汰、とまん、山崎大輝、高橋真佳把、久保田悠来、副島宏司監督が登壇した。
伊原は「撮影をしている時はまだまだ公開が先だなって感じていたんですけど、ついに昨日、映画が公開されて、すでにメッセージや感想をいただいたりしていて、『みなさんにこういうふうに伝わっているんだな』って感じられてうれしいです。たくさんの方に見ていただいて、もっともっと愛していただける作品になっていったらいいなと思っております」と語った。
約1カ月間の撮影で印象に残っているエピソードを聞かれると、小林が「僕ゆーちゃむと、ゆーきゃむ(久保田)と一緒に作った手作りクッキー。すごく覚えています」と語り、久保田も「気持ちを込めて作りました」と言って、会場を沸かせる一幕も。
加えて久保田が「僕はゆーちゃむと一緒にドライブをしたりして、楽しい時を過ごせました」とかわいいトーンでコメントすると、小林も「ひつまぶしも食べました。1度で4度おいしい!」と笑顔を見せた。
副島監督が「六花ちゃんのせりふ覚えの良さがものすごくて、たぶんせりふでNGを出したのは1カ月で1回だけ」と言うと、小林も「確かになかったですよね」と同意。
副島監督から「皆さんにも見習っていただきたかった」とダメ出しされ、久保田は「まあまあ頑張ったし。初日からいきなり長回ししていたし」、小林も「そんな中、俺らクッキー作りに行ってましたとか言って…(笑)」と肩を落としつつも即座に「毎日、生きている全てが芸の肥やしになって、(スクリーンに)表れていますから!」と言って、観客を笑わせた。
さらに、作品の内容にちなみ「もしタイムスリップするなら、過去と未来のどちらに行きたいか」と質問が飛ぶと、伊原は「私は過去に行って、今にないおいしい食べ物を食べたいです」と回答。
とまんも過去に行きたいと言い「それも恐竜がいた頃の過去に戻りたくて、恐竜って本当に毛がないのかとか、ちゃんと自分の目で確かめたいです」と目を輝かせたが、久保田から「すぐ食べられるよ。瞬殺」と突っ込まれると、「食べられないから。頑張って逃げるから」と反論した。
小林は「僕は過去を振り返らないタイプなので、未来に行って背中にズドンと羽根を移植して、その時代に堕天使と言われようが、天使になりたいです」と語ったが、司会者から「未来に行けば天使になれる?」と首をひねられると、「今、科学はどんどん進歩しているのでなれます! あとは今の時代にお金を稼いでおくことです」と力を込めた。
そして、久保田が「僕は未来に行って、おでこからツノを生やしたい(笑)」とちゃめっ気たっぷりに答えると、小林は「えー! ペガサス?」と笑顔に。
これに久保田は「ユニコーンです。羽根はいらない」と切り捨てたが、小林は「いいなぁ。夢カワじゃん! やられた」とキラキラした瞳で久保田を見つめていた。