アルバイトスタッフ役・佐藤ノアインタビュー
――番組に出演することになったいきさつを教えてください。
佐藤:あんまりどういうかんじの番組なのかを知らないまま「オッケーで~す」って言ったから(笑)。内容もあんまり理解しないまま(笑)。プロデューサーの方が、前に番組でご一緒させていただいたことがあったので、「この人が言うならいいでしょっ」と即決で。台本もちらっと見ただけで「こういう感じね。はい、オッケー」みたいな(笑)。
――では、出演しての感想を聞かせてください。
佐藤:お母さん世代の人と盛り上がれるようになりました。お仕事をしていると、会食とかいろんな場面で、世代が上の方と会うことが多いじゃないですか。そういう方とも盛り上がれる共通の話題が、この番組でかなりできました。
――具体的に、こういう場面で使えたという例はありますか?
佐藤:この人とは番組で共演させていただきましたよという場面や、収録で聞いた裏話を、あの時こうだったと言ってましたよと話すことがありましたね。日高のり子さんとか、共演したことを話すと周りがすごい好きだって言い始めて、特に男性に喜ばれます。
――ゲストの方で以前から知っていた人はいましたか?
佐藤:バンドをやっているので、音楽関係の方は知っている場合も多いですね。今日のTAKUYAさん(9月13日放送予定のゲスト)もそうですし。2週間くらい前に、うちのバンドのメンバーに「どういうバンドになりたい?」って聞いたら、JUDY AND MARYみたいになりたいってみんな言ってましたよ。
――収録でTAKUYAさんと会うことは伝えたのですか?
佐藤:それは言いませんでした。そういうのはけっこう言わないタイプなんで(笑)。みんなが好きって言うのを聞いて、「へ~そうなんだ。めっちゃいいね」って、そんな感じで答えただけです(笑)。
――役のキャラクター作りについて考えていることはありますか?
佐藤:ママが丁寧にしゃべってくれるから、空気の読めない若い女子ってかんじでやってます。年齢は私と同い年くらい。リアルな私と同じ、22歳。バンドが売れないから、掛け持ちでスナックでバイトしてる、というコンセプトが私の中であります。
――物怖じしない性格で・・・。
佐藤:そうです。ズバズバ、ズケズケお金の話も聞いちゃう。ゲストの方のことを知らないから聞けるんですよね、誰この人?みたいに(笑)。すごい人たちだと知ってたら、遠慮しちゃって聞けないじゃないですか。
――昭和のスターで会いたい人はいますか?
佐藤:昭和分かんないからなあ~。昭和の人・・・昭和の人・・・。あ! 松田聖子さんは曲がすごく好きで、後から聖子さんがどういう方かを知ったんですけど、めちゃくちゃ好きです。誰でも知ってるスターだから、会ってみたいなあって思いますね。
――番組の今後について期待することは?
佐藤:どんどん店がきらびやかになっていったら面白いですよね。もっと丸くてでっかいミラーボーㇽとかがあるとか。店がどんどん大きくなって。
――番組ではゲストの方のカラオケ歌唱が定番ですが、ノアさんが歌うこともありそうですか?
佐藤:バンドでは歌ってるんですけど、カラオケは得意じゃないんですよね(笑)。タンバリン係の方が好きです。人が歌っているのを聴いている方が好きかも。
――ゲストが歌われた曲で印象に残っているものはありますか?
佐藤:日高のり子さんの歌う「タッチ」は胸アツでした。本家も聴いたことがあったんですけど、声優さんの声で聴いたら、スゴイ!って思って。私の世代の子でも知っている曲だから、「わっ、聴いたことある曲だ!」って。いつも知らない曲ばかりなんですけど、聴いたことがある曲だと「コレ知ってる!」ってなります。
――最後に、番組をどんな風に見てほしいかを聞かせてください。
佐藤:私のファンは若い方が多いので、若い人に、私と同じ目線で知らないことを知っていくみたいなかんじで見てもらえたら。若い子たちにいっぱい見てほしい。レジェンド的な人たちを知っていってほしいなと思います。
毎週金曜夜2:00-2:30
BS12 トゥエルビで放送
出演=中村静香、佐藤ノア