流浪の音楽番組が東京・大森でロケ ベトナム料理店で「踊りたくなっちゃう曲」と「いい声の歌手」を語る
マキタスポーツ&スージー鈴木の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00 BS12 トゥエルビ)が、またしても料理店で「食べながら」収録。今回は、東京・大森のベトナム料理店が舞台だ。
「流浪の音楽番組」を自認する同番組。これまで、文藝春秋社や東京・中目黒のカフェ、竹橋の老舗レストラン「アラスカ」と渡り歩いてきたが、今回はぐっと南下しての大森。
カセットガールのうめ子こと河村唯の「いつもお世話になっているので、今日は私が撮影場所を提供します」という申し出で、大森の「アジアンテーブル&バー・レン/REN」での収録となった。うめ子は同店のアンバサダーを務めているという。
収録したテーマは、8月11日(日)放送の「夏だ!祭りだ!踊っちゃおう!特集」(第46回)と、9月1日(日)放送予定の「いい声特集」(第47回)。前者は、「聴くと踊りたくなっちゃう曲、思わずノってしまう曲」を特集、後者では「いい声」を持つアーティストをセレクトし、その理由を解析していく。
マキタスポーツ・スージー鈴木インタビュー
今回は、収録を終えたばかりのマキタスポーツ、スージ鈴木に行ったインタビューを紹介する。
――ベトナム料理店での収録となった理由を教えてください。
マキタ:それは完全にうめ子(河村唯)利権ですね(笑)。
スージー:加計問題と構造は一緒です(笑)。利益誘導、恐らくタイアップ料を・・・(笑)。
マキタ:ハハハハ(笑)。おいしいベトナム料理をいただきましたよ。この番組は、「流浪の番組」。何回に1回は(収録場所になることが多い)トゥエルビの社屋から離れないと。トゥエルビ社員の皆さんが働いているところで我々が大声でしゃべるんで、スタッフにすればしのびないということなんでしょう。
スージー:番組の内容、性質的に、渋谷区神宮前的ではないんじゃないかという疑念がありまして。今回のシャネルズの聖地の大森とかですね、足立区とか下町の方に。もうすぐ茅ヶ崎ロケもあるんじゃないですかね? ラチエン通りとか(スージーの好きなサザンオールスターズの楽曲に「ラチエン通りのシスター」がある)。でも、外に出るのはいいことだと思うんですね。たとえ利益誘導であっても(笑)。
(スタッフ含め、一同爆笑)
――ベトナム絡みのことは全く収録には出てきませんでしたね。ベトナムの音楽とか。
マキタ:全然ですね。大森のベトナム料理店で「踊った」というだけです(笑)。
――かなり体を動かされてました。
スージー:ザ・スパイダースのダンスを披露しまして。うめ子さんも踊らせて。かつてない肉体性にあふれる収録になりました。
マキタ:ひと言で言うと我々は身体性に乏しいじゃないですか。
スージー:下半身が動かない番組と言われてますから。でも今回動きましたよ、体が。
マキタ:今回は体を使いながら、音楽のリズムの楽しさ、ビートの楽しさに注目したということですね。面白い話もできましたよ。エイトビートとシャッフル、ザ・スパイダースから始まって、タテ乗りとヨコ乗りの話だとか、遊び人について語ったり。
――スージーさんが「踊りたくなっちゃう曲」として「ザ・ハイロウズのテーマ」(THE HIGH-LOWS)をセレクトされたのが意外でした。
マキタ:体が思わず動いてしまうという意味でね。
スージー:THE HIGH-LOWSのドラムは、日本のエイトビートの真骨頂と言いましょうか。ビートの概念とスウィングの概念が見事に融合している最高のドラムだと思うんです。イントロはエイトビート。最高のエイトビートではないかと個人的に思っているので、それを世に問うてみます。どれだけ反響があるか分かりませんが。
毎週日曜夜9:00-9:55 BS12 トゥエルビにて放送
2019年8月11日(日)は、#46「夏だ!祭りだ!踊っちゃおう!特集」
2019年9月1日(日)は、#47「いい声特集」
【出演】マキタスポーツ、スージー鈴木、河村唯
※9月29日(日)は番組初の生放送!
BS12 トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」番組HP
https://www.twellv.co.jp/program/music/cassettetapemusic/