高嶋ちさ子、亡き母から「姉の面倒を見てもらうため産んだ」“地獄”の熱血指導などを告白
父が音楽デュオを勝手に結成
母が高嶋に厳しく指導し、期待をかけた背景には、彼女の姉・未知子さんの存在があった。
未知子さんはダウン症で、高嶋は物心がついた時に、母から未知子さんの面倒を見てもらうために高嶋を産んだと言われたそう。
高嶋が地獄と感じるほどに母が厳しくバイオリンの指導をしたのは、未知子さんの面倒を見るために高嶋に自活してほしいという思いからだった。
そんな母の思いを受け止め、高嶋は世界的な音楽の名門・イェール大学の音楽学部大学院を卒業、アメリカ・マイアミのオーケストラに入団するも26歳の時に人生が一転してしまう。
レコード会社に勤務する父は、高嶋の承諾なしに「チョコレート・ファッション」という音楽デュオを勝手に結成。
高嶋兄弟(政宏、政伸)のいとこの彼女と、後藤久美子のいとこのデュオで、アイドルユニットとして大々的に売り出されたが、全く売れずにすぐに解散。
高嶋はその後一人で活動を続けるもうまくいかず、時には路上で演奏することもあった。
ある芸能人との出会いが人生を変える
母から借金をすることで、どん底ながら何とか生活していた高嶋だったが、意外な大物芸能人との出会いが彼女の運命を大きく変えることになる。
彼女の歯に衣(きぬ)着せぬ発言を面白がった大物芸能人のおかげで、さまざまなバラエティー番組に出演、一躍知名度が上がりコンサートにも客が入るようになったのだ。
また、坂上との対談では、「母がいないと生きていけないから、一緒に死のうと思った」と語った高嶋が、最愛の母との悲しい別れについても語り尽くす。
さらに、幼い頃によく遊んだといういとこの高嶋政宏とテレビ初共演。25年ぶりの食事会で、子ども時代のさまざまな思い出や、一部週刊誌が報じた“いとこ同士の確執”の真相などについて語り合う。
※高嶋政宏の「高」は、正しくは「はしご高」
8月15日(木)9:00-9:54
フジテレビ系で放送
MC=坂上 忍
VTR出演=高嶋ちさ子、高嶋政宏ほか
スタジオゲスト=薬丸裕英、松嶋尚美、田中卓志(アンガールズ)