第5話(8月15日[木]放送)あらすじ
25年の時を経て浮上した「慶徳小笠原病院」の現院長・小笠原達三(篠井英介)による医療ミス疑惑および、「日本法医学研究院」の元院長・兵藤邦昭(西田敏行)の解剖結果ねつ造疑惑。
さらに、ここに来て「慶徳小笠原病院」の医師2人が同時期に遂げた不審な死、そして兵藤の突然過ぎる自殺…。
得体の知れない闇が渦巻く中、解剖医・柚木貴志(大森)は兵藤が自殺する前に伊達(仲村)と会っていたことを知る。兵藤は柚木にとって、かけがえのない恩人。その兵藤がなぜ死を選ばなければならなかったのか…。
そもそも、兵藤は本当に自殺したのか…。とてつもないショックを受けると同時に、事の経緯が解せない柚木は伊達を追及する。だが、伊達からは答えを得られず…。
そんな中、失踪していた「慶徳小笠原病院」の元看護師が遺体となって見つかる。
しかも、先だって死亡した医師2人と同様、目立った所見はなく、解剖した柚木も心不全との診断しか下せない。だが、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)はこれを疑問視。
亡くなった医師たちが死ぬ直前に小笠原と会っていたこともあり、事件性を怪しむ。かたや、柚木も毒殺の可能性を捨てきれないでいたが、血液検査で毒は検出されておらず…。
その矢先、小笠原の医療ミスが疑われる25年前の手術に、死亡した3人が立ち会っていたことが判明。さらに追い打ちをかけるように、新たな死者が出てしまう。
混迷を極める事態。やがて、同じく25年前にこの世を去った柚木の父の死因に関する“衝撃の真実”も明らかに。この真実が、柚木の確固たる信念に揺さぶりをかけ…。