<捜査一課長>石井一彰が超エリート官僚役に!内藤剛志、立場逆転で「完全に敬語(笑)」
内藤剛志コメント
――最新スペシャルの見どころを教えてください!
今回のスペシャルではバスガイド殺害事件の謎解きがメインに描かれていきますが、お伝えしたいのは日本人のよさ、“おもてなし”の心の大切さです。
おもてなしという言葉の語源は、“表裏がない心”から、という説があるそうですが、つまりは相手の気持ちを思いやること。その対極にあるのが、犯罪ではないでしょうか。
悪意を持った人物が、おもてなしの心、つまり相手の優しさを逆手に取ると人間関係が壊れ、そこに犯罪が生まれてしまうのではないかなと思います。
2020年の東京オリンピックまであと1年を切りましたが、日本人は昔から優しさを持って旅人に接していたと思うんです。自分たちのいいところってなかなか評価しにくいものですが、“日本っていい国だよね”と、自分たちの良さを再確認するのも大事だと思う。
この「警視庁・捜査一課長」はミステリーではありますが、そういう日本の良さを伝えるドラマでもありたいと思っています。
――「科捜研の女」の部下役・石井一彰さんと「警視庁・捜査一課長」で共演を果たした感想は?
よく「立場が逆転した役柄を演じるのはやりにくいでしょう?」と聞かれますが、役者ですからそんなことはまったくありません。それは、たぶん石井くんも同じ! 視聴者の皆さんには、僕らの共演を大いに楽しんでいただきたいですけどね(笑)。
石井くんとはよくラインのやりとりをするのですが、今回のゲスト出演が決定したとき、「お邪魔させていただきます」という連絡が来ました。「違う作品の現場に行くのは緊張します」とも書かれていましたが、僕は「好きなようにやっていいから、楽しもう!」と返信しました。