主演女優はテレ東バラエティーから抜てき!? 品川ヒロシ監督最新作「リスタート」制作快調!<インタビュー・前編>
Twitterでフォロワーとケンカしたり(笑)。EMILYって、面白い子だなぁって
――先ほど名前が出た今野優月さんや渚カオリさんだけでなく、今回の映画は、キャスティングにも注目が集まっています。中でも話題を呼んでいるのが、主演のEMILYさん。男女デュオのHONEBONE(ホネボーン)のボーカリストで、本格的な演技は今作が初めてだそうですね。
品川祐:シンガーソングライターを目指して上京した後、アイドルになって、人気ミュージシャンの男と仲良くなるんだけど、それを週刊誌にスクープされて、それが原因でファンのストーカーから暴力を振るわれて、ボロボロになって下川町に帰ってくる――というストーリーを考え付いた時点で既に、「ギターが弾けて演技がうまい女優さん、いないかな」って言ってたんですよ。実際、知り合いのキャスティングプロデューサーにも頼んでたし、自分でもYouTubeを見て探したりもしてて。
そんなときに、気晴らしにテレビをつけて、何の気なしに「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京系)を見てたら、そこに出てきたのがEMILYだったんです。突然アドリブで歌いだしたり、スタッフに文句を言ったり(笑)、なんか面白い子だなぁって思ったんですね。で、Twitterを見たら、「見るんじゃねえ!」とか言って、フォロワーの人とケンカしたりしてて(笑)。しかも、本業の歌が素晴らしかったんですよ。YouTubeにもいっぱいMVが上がってて、それがまたかっこよくて。
――出演のオファーは、品川さんが直接交渉されたとか。
品川:Twitterで「HONEBONE カッコいい」ってつぶやいたら、EMILYがエゴサーチしてたみたいで、すぐに反応してくれて。それがきっかけでDMでやりとりするようになったんですけど、ある日、直球で「女優に興味あります?」って送ったんですね。そしたら「興味あります」って返ってきたんで、「じゃあ、今度の僕の映画、お願いします」って。まさか主演だとは思ってなかったみたいで、びっくりしてましたけど(笑)。
それからHONEBONE のCDを全部聞いて、EMILYのブログとかTwitterを見て、彼女のキャラクターを僕なりに理解した上で、脚本を練り直していきました。
──彼女のために当て書きしたわけですか?
品川:というか、ストーリーラインがあって、その上での当て書き、という感じかな。出来上がった脚本をEMILYに送ったら、「これは私だ」って思ってくれたみたいで。脚本に関しては今のところ、手応えはありますね。
2020年公開予定
<スタッフ>
監督・脚本:品川ヒロシ
音楽:HONEBONE
製作:吉本興業株式会社
スペシャルサポート:下川町
制作プロダクション:ザフール
<キャスト>
EMILY (HONEBONE) / SWAY (劇団EXILE)
/ 朝倉ゆり / 品田誠 / 野中貫多
/ 夏目ベール / 藤井俊輔 / 向井日菜海
/ 阿部隼也 / 今野優月 / 渚カオリ / 真田美璃
/ 岩崎う大 (かもめんたる) / 望月柊成
/ 夏美沙和 / 園山敬介 / 森田祐吏 / 村松恭子
/ 大場靖子 / 高橋浩利 / 森桃子 / 純情のアフィア
/ 小杉竜一 (ブラックマヨネーズ) / 西野亮廣 (キングコング)
/ 庄司智春(品川庄司) / 松田大輔(東京ダイナマイト)
/ 黒沢あすか / 中野英雄
※クラウドファンディング:2019年9月30日(月)まで実施中
https://motion-gallery.net/projects/shinagawa_yoshimoto
■YouTube公式チャンネル「品川ヒロシチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCTmesIj2iAf2D6QWZTGs9ng/videos
■品川ヒロシ オンラインサロン「シナガワえんためクリエイト」
https://shinagawa-create.studio.design/