戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
同ドラマは、高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・喜美子(戸田)の姿を描く。
第1週(9月30日[月]~10月5日[土])の放送では、9歳の喜美子が大阪から滋賀・信楽に引っ越してきた。幼い喜美子が家族のため、家事や妹の世話にいそしむ中、ひと際印象に残ったのは、北村一輝演じる喜美子の父・常治ではないだろうか。
娘をこよなく愛し、しつけには厳しい常治だが、すぐに見栄を張って酒をふるまう癖と、困った人を見捨てておけない人のよさで、金が全く身につかないという困った父親。
第3回(10月2日)の放送では、闇市で倒れていた青年・草間(佐藤隆太)を家へ連れ帰り、喜美子らを困らせる場面も。今後も常治が繰り出す厄介ごとに喜美子は振り回されそうだ。
そんなお騒がせな父親・常治を演じる北村に“朝ドラ”初出演の気持ちや役柄などについて聞いた。
――今回「スカーレット」に出演することが決まったときのお気持ちを教えてください。
念願が叶っての出演でしたので本当に幸せです。“朝ドラ”に出るのが夢だったといっても過言ではない(笑)!本当です。大河ドラマ「天地人」(2009年)の撮影中に出演した土曜スタジオパークで「“朝ドラ”に出たい」と話していました。そこから10年かかりましたね。
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