乃木坂46の“歴女”、山崎怜奈を歴史専門家が絶賛!「1年前と表情が全然違う」
メディアが続く限り日本史は絶えない!
――特番も好評だったそうですね。
山崎「メディアが続く限り日本史は絶えないし、観光業や文化継承が絶えない限り、それは残ります。日本史に全く触れずに生きてきた日本人はいないと思うので、少しだけでもこの番組を見ていただけたらなと思います。そういう意味では9月にやった生放送で一時間無料開放!というような取り組みも嬉しかったですし繋がってくれていると感じています。バラエティー色を強めた特番で興味を持っていただき、また通常回に戻ってきた時に、こっちも面白いなと受け止めてもらえたら嬉しいです」
――自分の名前がついた冠番組ですから、責任も感じられているかと思いますが。
山崎「自分の名前がついた番組を持たせていただいているので大事にしたいですし、やれるだけのことはやりたいです。ですからスタッフさんには、自分が感じたことは素直に伝えるようにしていますし、新しいお札の顔が渋沢栄一に決まった時には、“次、渋沢栄一やりたいです”って提案もしました。そういうタイムリーな情報もキャッチして番組に入れられたらと思っています。私なりのアイデアを伝えて、スタッフさんも応えてくださったり、一緒に番組を作る仲間としてとても信頼しています」
――山崎さんの好きなことが仕事にもなっているんですね。
山崎「そうですね。でもただの趣味で終わらないよう、事前準備をしたり、視聴者のみなさんにつまらないと思われないように、いろいろ考えたり工夫したりしています」
――そういう考えでされているので、カジュアルさも感じるんですね。
山崎「個人的には歴史プレゼンバラエティーだと思ってやらせていただいているので、堅苦しくなく、かつ提案するスタイルでやっていけたらいいなと思っています。木曜日の夜9時に見るのにピッタリな番組なんです。変にテンションが高過ぎないので、週末で疲れているけど、ちょっと一知識入れてから寝たい、きっとそんな時にちょうどいい番組です。女の子がひたすら楽しそうに笑っているのを、専門家の方が平和な顔で見てくれている(笑)。そんな和やかな番組だと思います」
社会で生きやすくなるために結婚はしたい!
――先ほど、太宰治は作品が好きとおっしゃっていましたが、男性としての魅力はどうですか。
山崎「私の結婚に対する価値観が合理主義過ぎるんだと思いますが…。結婚は、お互いがお互いにとって社会で生きやすくなるためにしたいって考えなんですね。その点では、北条氏康がいい気がしますね」
――収録の中で、「大河ドラマで演じるとしたら…」というお題がありましたが、山崎さんが時代劇で演じるとしたら、どんな女性がいいでしょうか。
橋場「蒲生氏郷の奥さんの役がいいのでは。山崎さんは頭もいいし説得力があると思います」
山崎「嬉しいです」
黒田「それなら私は山崎さんに寿桂尼をやってほしいです」
橋場「おお、それもいいですね」
山崎「ありがとうございます。こんなに褒めてもらえるのは素直に嬉しいです(笑)」
勝手に知識が増えていく番組
――番組も進化しているようですね。
山崎「特番を組んでいただけるようになりました。そして特番以降セットが変わり、番組のコーナーも増え、さらにノベルティも増えました。特番以降、この番組を見てくださる視聴者が増えてきていますので、その期待にどう応えていくかということを個人的にもいろいろ考えています。硬い内容ばかりではなく、ブレイクタイムもありつつ30分をどれだけ充実させられるかが大切なんだと思います」
――ファンや視聴者へのメッセージをお願いします。
高橋「山崎さんのMCに一生懸命ついていって、さらに充実した面白い番組になるように頑張ります」
黒田「教養番組とは違う要素がある番組なので、視聴者が取っ付きやすい感じがします。山崎さんには引き続き頑張っていただいて、私も機会があればまた協力させていただきたいと思います」
山崎「ファンの方は一番の味方だと思っています。たくさん助けていただいていますが、これからもぜひ注目して見てほしいです。もし面白いと感じていただけたら、その感想をハッシュタグを付けてSNSに投稿して、ぜひ広告塔になってほしいです(笑)。そしてこれからも応援していただけたら嬉しいです。勝手に知識が増えていく番組ですので気楽に見てください」
やまざき・れな●1997年生まれ、東京都出身。乃木坂46の2期生のメンバーとして活躍するほか、bayfm「金つぶ」にレギュラー出演中。