今後の目標を語る
――さて、9月に結成7周年を迎えて8年目に入りましたが、後輩グループも多くなりましたけど意識したりしますか? いい意味で、ライバル意識を持ったり。
堀:スターダスト(所属事務所)の中でもいろんな地方にグループが増えてきて、地方組だけでライブをやっているので、仲間が全国にいるという感じで楽しいです。
清井:最近会う機会が増えて、以前よりも仲良くなりました。スタプラ(STARDUST PLANET)のいいところは先輩後輩の距離が近いところかなって思います。
彩木:うん、競うというよりは「一緒に盛り上げよう!」っていう気持ちが強いですね。
春名:「このグループはこういうところがすごいな」って思いますし、逆に「うちらの良さはここやな」って気づくこともあります。同じ事務所に限らず、イベントで自分たちより年齢の低いアイドルさんが増えてきた時に「長く活動してきたな」って思いました。以前は「このアイドルさんが好き!」って言ってたのに、気づいたら言われる側になっていたり。
堀:でもまだメジャーデビューして4年ですし、先輩がたくさんいらっしゃるのでもっと勉強していきたいと思います。
――「甲子園球場での単独ライブ」という大きな目標はありますが、今後チャレンジしてみたいことを教えてください。
春名:たこやきレインボーも最近カッコいいダンスをやっているので、ライブでもダンスパートを作りたいと思っています。それによってメンバーの個性をより出せると思うので、スポットライトが当たるような演出で踊りたいです。
彩木:ずっと前から言ってるんですが、ライブで“ポップアップ”がしたいです。ポップアップができたら一流のアーティストというイメージがあるんですけど、まだやらせてもらえてないので。
春名:さくらの一流の基準はそこなんやね。
清井:私は会場を飛びたいです。
春名:ドームクラスの演出!(笑)。
清井:うん、大きい会場でしかできないからこそ、それが叶った時に「ここまで来た!」って思えるのかなって。達成感を味わいたいです。
春名:飛びながらね!
――ポップアップで登場して、中盤でダンスコーナーがあって、終盤に会場を飛ぶということで。
堀:ライブの構成が出来上がっちゃった(笑)。
根岸:私は、でっかい恐竜を登場させたいです!
春名・彩木・清井・堀:え!?
根岸:違うんです、聞いてください!甲子園で水樹奈々さんのライブを観た時に恐竜が出てきて、それがめっちゃカッコよかったので私も乗ってみたいなって(笑)。
堀:最後なんですけど、ライブのことじゃなくて、落とせなくてごめんなさい! 2月にリリースしたアルバム「軟体的なボヤージュ」で「SuperSpark」という曲でさくら(彩木)が作詞してくれたんです。だから今度はメンバー全員で一つの曲の作詞をしたいと思いました。5人で作詞できたら、より感情移入して、これまでとは違う歌い方ができるのかなって。
――どれも実現できる可能性がありますし、やりがいもありそうですね。
彩木:はい。全員で作詞はすぐにでもやってみたいです。
春名:じゃあ、みんなで作り始めて、いつか発表できるように準備しておけばいいんじゃない?
堀:うん。絶対に実現させます!
取材・文・撮影=田中隆信