10月15日(火)スタートのドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系)に出演する中川大志が、発売中の週刊ザテレビジョン10/18号の連載「Be Ambitious!」で、前号に続いて東京・蔵前の街を散策した。
今回中川が訪れたのは、1年後の自分に手紙を書ける「自由丁」というお店。便箋と筆記具を選び、自分に向けて手紙を書くと、1年後に指定の宛先へ届くよう発送してくれるという仕組みだ。
書き始める前に、中川に、これまでにもらった手紙で印象に残っているものを聞くと、「『なつぞら』(2019年NHK総合ほか)で僕の娘役を演じてくれた増田光桜ちゃんからクランクアップのときに手紙をもらったんです」と明かしてくれた。
“愛娘”からの手紙には感極まるものがあったようで、「“現場で読んだら、泣いてしまって撮影できそうにないな”と直感的に思ったので、全ての撮影を終えてから読みました」。内容は、「『パパが中川さんで良かったです』とか…すごくうれしいことが書かれていて。案の定、号泣しちゃいました(笑)。あの手紙は大切にとっておこうと思います」と、笑顔で語っていた。
自分への手紙は、最初は書く内容に悩んでいる様子だったが、すぐに集中した表情で書き進めていた中川。書き上げた後に話を聞くと、「書く前は自分に伝えたいことなんてそんなにないなぁと思っていたんですが、書き始めると…止まらなくなるんですよ」と笑う。
予想以上に印象的な体験になったようで、「(内容は)今こういうことを思っているっていう日記的なものですけど、そこに“1年後の自分”という制限がつくことで、人に宛てたような書き方になるのが新鮮で。自分だけど、自分じゃないという不思議な感覚なんです。相手は自分なのでカッコつけない文章になるし、うそのない思いが出てくるし…今の自分が思っていることが、自然に浮かび上がってきました」と熱弁。“自分への手紙”の魅力にハマった様子だった。