高杉真宙&佐野岳“鎧武”以来の共演に「お互いにいいところを見せたかった」
高杉真宙主演の映画「超・少年探偵団NEO―Beginning―」が10月25日(金)の公開に先駆け、10日に都内で完成披露上映会を開催。高杉をはじめ、佐野岳、堀田真由、長村航希、板垣瑞生、芦塚慎太郎監督が舞台あいさつに登壇した。
キャスト陣は劇中の衣装の制服姿で登場し、ゴーストバスターマシンを背負って現れた板垣は「ガンダムだか何だか分かりませんけど…」と言うが、客席の反応は今イチで「ウケませんでした(笑)」と苦笑。
高杉は「今日はこんな感じでお送りします(笑)。テンションについていけない方もいるかも知れませんけど」と切り出した後、27歳の佐野に「制服姿はどうですか?」と質問する。
佐野は客席に「どうですか!?」と尋ねるが「大丈夫だよ~!」という声はまばらにしか聞こえず、「だから、役衣装でやるのは嫌だって言ったんだよ!(笑) もう少し『大丈夫!』という声が聞こえると思ったのに…」と嘆き、「今は微妙かもしれませんが、作品では必死に高校生をやっています!」と自信たっぷりに語った。
高杉と佐野は「仮面ライダー鎧武/ガイム」(2013年~2014年、テレビ朝日系)以来の共演。
高杉は「うれしいけれど、照れくさい。でも、ワタル役が岳君と決まった時に、いいところを見せたいという気持ちになりました。現場に行くと、さすがの岳君。安心感があってアニキという感じでした」と信頼のほどを聞かせた。
対する佐野も「お互いに成長した姿を見せたいという気持ちがありました」と同意。
さらに「撮影前のワークショップの一環で、みんなで人狼ゲームをやった時に、真宙君がいつもと違う顔をしているなと思ったら、やっぱり真宙君が人狼でした(笑)。うそをつけない、素直で真面目な真宙君の変わらない姿を見てほっこりしました」というエピソードを披露した。
高杉と同じく人狼ゲームが弱かったという堀田は「男性陣は皆さん、紳士的でした」と言い、司会者から「どんなところが?」と聞かれると「…いや、建前で言っただけです(笑)」と答えて、場内は爆笑。
映画ではアイドル役を演じたが「アイドル時の前髪がある状態でいたら、高杉さんから『女性って変わるんだね』と言われて、ちょっと傷つきました(笑)」と明かし、褒め言葉のつもりだったらしい高杉は大あわて。
「ごめんなさい! そんなつもりで言ったわけじゃないです」と釈明し、佐野も「ここで伝わったから良かったじゃん!」とフォローした。
10月25日(金)より東京・新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国公開
出演=高杉真宙
佐野岳、堀田真由
長村航希、板垣瑞生、前田旺志郎
神谷浩史(声の出演)/佐藤二朗/丸山智己
原案=江戸川乱歩「少年探偵団」シリーズ
監督=芦塚慎太郎
脚本=赤尾でこ、芦塚慎太郎
▼公式サイト
http://SBD-NEO.com/