「おっさんずラブ-in the sky-」本日スタート!田中圭&千葉雄大&戸次重幸&吉田鋼太郎が紡ぎあう愛【インタビュー】
田中圭「今は何の不安もありません」
2016年の単発ドラマ(テレビ朝日系)から始まり、2018年には連続ドラマ化、さらに2019年8月には劇場版が公開され、大きな話題を集めた「おっさんずラブ」。その熱も冷めやらぬ中、新しい連ドラとして11月から「おっさんずラブ -in the sky-」の放送が決定した。
物語の新たな舞台は「空」。主人公の春田創一(田中圭)は新人CA、春田に恋をする黒澤武蔵(吉田鋼太郎)はパイロットという設定だ。また、新キャストに千葉雄大(成瀬竜役)、戸次重幸(四宮要役)が加わるなど、前作から大きく変化する点について、田中と吉田はどう受け止めているのだろうか。
吉田「単発の舞台は文房具屋さんで、連ドラと映画が不動産屋さん。このときは同じ"屋さん”ということで、そんなに大きな変更でもなかったんですよね」
田中「何を言ってるんですか(笑)」
吉田「いや、だから、今回が一番大きく変わってるねって(笑)。シチュエーションも共演者もガラリと違うことが、とっても新鮮であり、楽しみであり、一方でちょっと悲しい。みんな一緒じゃないんだ…って。でも、地上から空の世界になって、スケールも大きくなると思うので、撮影が始まるのが楽しみでもあります」
田中「実は単発から連ドラになるときに、僕はキャストが変わることに猛反対しました。だから今回も、キャストが変わるのであれば、春田も変えていいのではという話をしました。でも、そのときに鋼太郎さんから『おまえが"おっさんずラブ”を背負え』と、すごくすてきな言葉を掛けていただいて。
それで、やろうと決心しました。なので、今は何の不安もありません。戸次さんと雄大の二人とお会いしてそう思いましたし、何より鋼太郎さんのこの姿! 帽子をかぶって、歩いている…。もう、それだけでおかしいじゃないですか(笑)」
吉田「おかしいのか(笑)」
田中「はい(笑)。もちろん、鋼太郎さんがおっしゃるように寂しい気持ちもありますが、今回の"おっさんずラブ”は別のものなので。僕の中ではキャストが変わったという感覚がないんです。
だから、楽しみでしかないですし、スタッフも含めて、チームとしてこの作品を作ることができれば、また新しい何かが起きるのではないかなと思っています」
田中「鋼太郎さんがメチャクチャやる現場…」
一方、今作からの参加となる千葉と戸次は、少なからずプレッシャーを感じているという。
千葉「出させていただくのを本当にうれしく思っています。ただ、これまでのネットニュースを読み過ぎていて、現場ではアドリブがすごいとか、笑いが止まらないとかってことにはちょっとドキドキしています。
アドリブは不慣れなので、どうしたらいいんだろう…って(苦笑)。でも、奇をてらわず、自然に出てきたものを、楽しんでできたらいいなと思っています」
戸次「ちょっと待ってください、"おっさんずラブ”ってそんなにアドリブが多い現場なんですか!?」
田中「…はい(笑)。この作品は本当、特殊な現場というか」
吉田「特殊な現場っていうのは?」
田中「何て言うか、やっぱり鋼太郎さんがメチャクチャやる現場…」
吉田「そういう意味か(笑)。でも、戸次とは長い付き合いで、共演もたくさんしていますからね。そんなにおびえてないと思いますよ」
戸次「いや、プレッシャーですよ(苦笑)。最初にこのお話をいただいたときも、私でいいのでしょうか!? という気持ちの方が大きかったですし。でも、気負っていてもいい作品にならないと思うので、精いっぱい頑張りたいと思います」