「おっさんずラブ-in the sky-」本日スタート!田中圭&千葉雄大&戸次重幸&吉田鋼太郎が紡ぎあう愛【インタビュー】
田中圭「そもそも“愛”は作り込むものではないです」
"愛”と聞いてパッと浮かんだのは、人。それは、「おっさんずラブ」のキャストやスタッフのみんなに対して抱く感情でもあります。「―in the sky」でもいろいろな愛が描かれますが、僕はそれを変にお芝居で作るつもりはなくて。
目の前にあるものをそのままキャッチしていけばいいと思うし、そもそも愛は作り込むものではないですよね。だから、撮影をしていく中で今回のチームでできる愛の形を探すことができればいいなと思います。
千葉雄大「『甘えられること』が愛。自分が甘えることもそう」
僕は「甘えられること」が"愛”だと思います。それは、自分が甘えることもだし、相手から甘えられることもそうで。仲のいい友達とか恋人とか、関係が浅いときって我慢すると思うんです。でも、それが愛になったとき、つい出ちゃうのが甘えなのかなって。
そんな僕から見た"おっさんずラブ”で描かれる愛は、すごく純粋なものだと思います。性別に関係なく、好きになったんだから仕方ないというような、シンプルでピュアな感じがします。
戸次重幸「僕にとっての"愛”は家族。家族が一番で自分は二の次」
僕にとっての"愛”は家族です。特に子供が生まれてからは、自分の人生の中でも大革命が起こりました。家族が一番で、自分は二の次。例えば目の前にシャインマスカットがあったとき、「俺は1粒もいらないから、全部食べていいよ」って思える存在が、家族。それって究極の愛ですよね(笑)。
「―in the sky」では僕もラブバトルに参加しますが、恋愛ものってあまり出演したことがなく…。でも、どんな愛の形であってもやり抜く覚悟です。
吉田鋼太郎「僕にとって"愛”は母性。黒澤だったら春田が好き」
僕にとって"愛”と言えば、母性でしょうか。僕自身はあまり感じたことがないように思っていたのですが、母親が亡くなった今になって母性を感じるというか。子供に無償の愛を注ぐことができる母性の偉大さを痛感しています。
「―in the sky」で描かれる愛については、基本精神はこれまでと何も変わりません。黒澤だったら、春田が好き。春田が女性だったとしても、黒澤はやっぱり春田が好きなんじゃないですかね。
取材・文=片貝久美子