女神様のような心
――そんな森さんが、「地獄に落としたい」とまではいかなくても、「なくなったらいいなぁ」と思うこと、ものってありますか?
なくなったらいいなぁ!? うーん…考えたこともなかったですね。きっと“地獄通信”があったとしても、何も(地獄に)落とさない派です。あまりにもリスクが大き過ぎて(笑)。
――自分も地獄に落ちちゃいますからね。
そうです。「人を呪わば穴二つ」なので、そこは控えますし、「なければいいのに」っていうのはあまり考えたことないですね。
――世間には特に不満もなく?
私が嫌いなものでも、誰かが好きって思うと…。
――素晴らしいお考え…。女神様にインタビューしてたんですね。
はははっ(笑)。そういうつもりじゃないですよ(笑)。
注目は“閻魔あい役・玉城ティナの妖艶さ”
――今回の撮影で、印象的だったことってありますか?
白石(晃士)監督が撮った映像をモニターでもう1回見られるときに、手とか顔にすごく力が入っていて、まるで自分が体験しているかのように、身をよじって見られているんですよ。
それがすごく情熱的だなって思って、その情熱に負けたくないなっていう、ジェラシーもちょっと感じました。
――劇中の注目ポイントは、どんな部分でしょうか?
注目してほしいというか、私自身が注目してしまったのは、やっぱり玉城さん演じる閻魔あいちゃんの原作再現度というか、それでいてもっとパワーアップというか。玉城さんが生でお芝居をしていて妖艶さを感じたので、驚いたんですよ。
メイクをされて、役に入られていると「この方は本当に生きてるのかな?」って思うほどに、良い意味で不気味というか。
「地獄で生きてる人なのかな?」って勘違いしちゃう感じがして、原作を見ている方も思わず好きになってしまうんじゃないかなって。早く見ていただいて、皆さんと玉城さんのお姿をシェアしたいですね。
――では、「地獄少女」の公開を待っているファンの皆さんに、メッセージをお願いします。
はいっ! 白石監督が放つダークファンタジーな「地獄少女」は、原作が大人気な作品で、知ってる方も、知らない方も、皆さんに楽しんでいただける作品になってます。ダイナミックな楽しい作品なので、ぜひ映画館でご覧ください! 待ってます!!
――劇場のスクリーンだと、玉城さんの閻魔あいとか迫力がありそうですよね。
良い意味で見ていられないシーンもあるので、楽しみにしていてほしいです!
11月15日(金)公開
<スタッフ>
原案:わたなべひろし 原作:地獄少女プロジェクト
監督・脚本:白石晃士 音楽:富貴晴美
配給:ギャガ 制作プロダクション:ダブル・フィールド
製作:映画『地獄少女』製作委員会
<キャスト>
閻魔あい:玉城ティナ 骨女:橋本マナミ
一目連:楽駆 輪入道:麿赤児
市川美保:森七菜 南條遥:仁村紗和
御厨早苗:大場美奈(SKE48)
森優作、片岡礼子、成田瑛基
/魔鬼:藤田富 工藤:波岡一喜
【HP】gaga.ne.jp/jigokushoujo-movie