高橋「今回も立ち回りのシーンに力を入れている」
――今回の大きなテーマは?
高橋:今回はそれがないんですよ。
夏菜:テーマは強いていうならば、“頭取の手帳”じゃないですか?
高橋:そうですね、“頭取の手帳”ですね!でも、視聴者の皆さんが「これだ!」と思ったものがテーマになるのも面白いかもね。
――暗号を解くシーンがありますが、得意ですか?
夏菜:突然ですね(笑)。私は、結構好きですけど、得意かといわれると話は別ですね。
高橋:僕は割と暗号を解くのは好きです。よく、挑戦しています。
夏菜:男の人の方が、得意かもしれませんね。今回の暗号を見て、主水たちと一緒に皆さんが挑戦してくれたらうれしいです。
――庶務行員の主水と、元刑事としての主水の演じ分けは?
高橋:特に意識したことはありませんね。庶務行員を演じる時は庶務行員としてお客さまを迎え入れるというスイッチ、元刑事を演じる時は、事件を解決するために捜査を進める刑事にスイッチが自然と入っています。
夏菜:克典さんは演じ分けるのが得意な方だと思います。決めなきゃいけないところは必ずビシっと決めるし、自分の格好良さを最大限に見せることができる、本当にすごい俳優さんです。
高橋:ありがとうございます。でも褒め過ぎだからね?
夏菜:それぞれの主水の演じ分けは克典さんだからできることですし、私は事実を言っただけです(笑)。
――最後にメッセージをお願いします。
高橋:今回も立ち回りのシーンに力を入れています。視聴者の方からしたら唐突なシーンになるかと思いますが、そこも含めて楽しんでいただける2時間ドラマとなっていればと思います。
夏菜:私も今回視聴者の皆さんと同じで完成品を見ていないので、私も視聴者として放送がとても楽しみです。克典さんの立ち回りにも注目してもらいつつ、「これが多加賀主水だ!」というものを感じてください。ぜひ、見てください。