フォトジェニックな野菜に注目し、一流シェフが家庭向け料理を提案する「食べよう!イタリア野菜」放送中
栄養価が高く、色鮮やかでフォトジェニックなイタリア野菜に注目する番組「食べよう!イタリア野菜~Gusto Italia~」(第2・第4日曜朝10:54、BS日テレ)が放送されている。
見た目ユニークで鮮やか、栄養価にも優れているラディッキオ、フィノッキオ、ロマネスコ、カリフローレ、カリーノケールといったイタリア野菜。日本ではイタリア料理は人気でも、イタリア野菜のことはあまり知られていなかった。だがこのところ存在感が増している。
かつては輸入に頼っていたが、今では日本の気候に合わせて栽培できるようになり、新鮮なイタリア野菜がスーパーでも手に入るようになった。ファミリーレストランでもメニューに採用され、家庭菜園での栽培品種としても人気が上昇、今後全国の市場を賑わすと考えられている。
「食べよう!イタリア野菜~Gusto Italia~」は、日本で育った新鮮なイタリア野菜にスポットを当て、その魅力を伝えていく。毎回、食材を知り尽くすプロの料理人が登場、彼らが五感を刺激するイタリア野菜の魅力を熱く語る。そして、そのイタリア野菜を使ってプロならではの一品、しかも家庭で作ることができる料理を披露する。
前回11月10日放送には、ミラノ5つ星ホテルなどイタリア各地で修業を積んだ後、日本の名店でシェフを務め、現在は埼玉・大宮で「リストランテ・オガワ」を営む小川洋行(おがわ・ひろゆき)シェフが登場。スティックカリフラワー「カリフローレ」を取り上げた。
「いろんな味が楽しめる野菜」とカリフローレの魅力を語った小川シェフ。「上の部分に淡い甘み、茎の部分にアスパラのような食感と強い甘みがあり、かめばかむほど甘みが出て、最初から最後まで飽きが来ない」と惚れ込みぶりを口にしていた。
シェフが披露したのは、家庭で作ることができる「丸ごとカリフローレを使ったパスタ」。使用した野菜はカリフローレだけ。オリーブオイルと塩だけで味つけした一皿は、緑鮮やかな美しさをたたえていた。
11/24(日)放送「カリーノケール×リストランテ・オガワ」
11月24日(日)放送も、「リストランテ・オガワ」の小川洋行シェフが登場。今回は生で美味しく食べられるケール「カリーノケール」をおすすめする。
カリーノケールは、ケールなのに苦さが気にならない野菜だという。披露するのは、さまざまな料理のアクセントに使える「カリーノケールのチップス」。調理方法は簡単で、スープとも相性抜群。レパートリーに加えれば、料理上級者と思わせること請け合いだ。
小川洋行シェフプロフィール(Hiroyuki Ogawa)
日本イタリア料理協会実行委員。埼玉・大宮「リストランテ・ベネチア」でイタリア料理の世界へ入り、約7年間修業。その後、笹塚「サルサズッカ」をオープン、約4年間シェフを務める。渡伊し、ミラノ5つ星ホテル「Hotel principe di savoia」、サルデーニャ「La Gritta」、マリダレーナ島「sotto vento」、リグーリア「Gli Amici」、マルケ「Giardino」などで修業。 2008年「リストランテ・ベネチア」のシェフに就任。 2013年10月、大宮に「Ristorante Ogawa(リストランテ・オガワ)」をオープン。
第2・第4日曜朝10:54‐11:00 BS日テレ
語り:Serena
#1 2019年11月10日(日)「カリフローレ×リストランテ・オガワ」
#2 2019年11月24日(日)「カリーノケール×リストランテ・オガワ」
#3 2019年12月 8日(日)
#4 2019年12月22日(日)
#5 2020年 1月12日(日)
#6 2020年 1月26日(日)
「食べよう!イタリア野菜~Gusto Italia~」情報HP
http://www.tokitaseed.co.jp/tabeyou/
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