小泉孝太郎主演で、まったく新しい医療ドラマが誕生!「そんな作品と出会えて幸せです」
小泉孝太郎(有原修平役)コメント
病院の治しかた。まずこのインパクトのあるタイトルにとても興味がわきました。台本を読んでみると、今まで僕が経験した医療物のドラマとは、全く違う視点で描かれていました。この作品は病院再生の物語です。
実際にモデルとなった、病院、院長先生がいます。その院長先生の、瀕死(ひんし)の病院を立て直し、病院は患者のためにあるべきだという信念、情熱に胸が熱くなりました。身内や仲間、多くのしがらみと戦わなければいけなかった、院長先生の揺るぎない信念を忘れずに、大切に演じていきます。清々しい風が吹く素晴らしい台本です。台本を読むたびに前向きで、プラスの気持ちになれる。そんな作品と出会えて幸せです。
高嶋政伸(倉嶋亮介役)コメント
私の演じる倉嶋は、真面目で家庭を大切にする優しい男です。有原修平との出会いによって、人生が大きく変わる。その変わっていくさまを丁寧に演じたいです。
このドラマはとても良い話で、感心しました。そして、いろいろ考えさせられる話です。これが、実話が持つ重みなのだと思います。人と人が触れ合い、ぶつかり合い、喜び合い、困難を乗り越えていく。実話ならではのリアリティと感動をじっくりお楽しみください。
小西真奈美(有原志保役)コメント
今回は、小泉孝太郎さんと3度目の共演にして妻という役どころなので、クランクイン前から何だか安心感のようなものを感じています。
妻の志保は、インテリアデザイナーとして仕事を頑張り、深い痛みを抱えながらも日々は笑顔で明るく過ごす。そんな彼女を、脚本1話目から大好きになりました。
医療、経営、切迫する人間関係…そのドラマの中で志保の登場が、ふと明るい気持ちになったり、ホッとしたりできるようなシーンとなるよう、心と笑顔を込めて演じさせていただきますので、どうぞ楽しみにしていてください。
浅田美代子(兵頭悦子役)コメント
病院が舞台のドラマなのに、手術シーンや血が出てこない珍しいドラマ。
本当にあった話をドラマ化し、家族であったり、私たちの知らない病院の経営であったり違った目線からの病院のドラマです。小泉君は心優しい理想のお医者さんそのもの。こんなお医者さんばかりだといいなぁ。
私の悦子は看護師長で彼の姉のような立場で見守り応援します。今までになかなかない白衣姿を楽しんでいます。
中村雅俊(米田正光役)コメント
求められた役割を一生懸命に果たし、ドラマを支え、ドラマの中では良心として頑張りたい。修平と倉嶋の良き理解者として、寄り添う一方、時には、一流銀行マンとしての冷徹さも表現したい。
非常に面白い作品なので、さらに良くなるように、ただ頑張ります。
稲田秀樹プロデューサーコメント
いまや石を投げれば「刑事モノ」か「病院モノ」に当たる日本のドラマ事情……。そんな中、あえてドラマBizでも「医療モノ」に挑戦したいと思って進めた企画です。しかし、本作は「医療モノ」であって、ただの「医療モノ」ではありません。まったく新しいタイプの作品になると思います。
着想のもとになった相澤病院の経営改革は当時こそ異端とされましたが、いまや優良病院のモデルケースとされています。『まずは一番難しいところから着手しよう』『賛成が2割あれば勝算あり』『病院の常識は世間の非常識』など、相澤先生の発想は、すべての仕事に通じる「教え」に満ちています。間違いなくすべての人たちに共感を得るドラマになると考えています。
そんな既成概念をぶち壊す熱き男を小泉孝太郎さんに演じていただくのも、その意外性を含め新しい挑戦かと思います。高嶋政伸さんや中村雅俊さんはじめ他のキャストの皆さんもドラマBiz初登場の方々が多く、フレッシュな布陣となっています。
「実話」を基にドラマを作る作業はとても緊張します。「事実は小説より奇なり」とよく言いますが、事実のすごみをきちんとお届けするためにも、フィクションとしてより面白く楽しめる作品にしたいと思っています。ぜひご期待ください。