小澤征悦、約6年ぶりの連続ドラマ主演「パパがも一度恋をした」ヒロイン役に塚地武雅
2020年2月1日(土)にスタートする「オトナの土ドラ」シリーズ第24弾「パパがも一度恋をした」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で、小澤征悦が約6年ぶりに連続ドラマの主演を務めることが分かった。さらに、塚地武雅(ドランクドラゴン)が役者人生初のヒロイン役に、本上まなみは塚地との“二人一役”に挑戦することも発表され、出演者からコメントが寄せられた。
本ドラマは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された阿部潤の同名漫画が原作で、少しずつ再生されていく家族の絆をハートフルに描くラブコメホームドラマだ。「オトナの土ドラ」シリーズでは、24作目にして初となるコメディー作。
小澤は、愛する妻が亡くなって以来、ショックで丸3年間引きこもり中の山下吾郎役を演じる。そして塚地は、吾郎のもとに突如現れる、見た目は不審な中年男だがその正体は“おっさん姿”になって生まれ変わった妻・山下多恵子役に。本上も妻・山下多恵子役として、塚地と“二人一役”でヒロインを演じる。
また、山下家の一人娘・山下トモ役に“東宝シンデレラ”出身の福本莉子、吾郎の従兄弟・加藤英太役に塚本高史、吾郎の父・山下タロスケ役に麿赤兒が出演することも発表された。
小澤征悦 コメント全文
オファーをいただいた時は「自分で大丈夫なのか?」という不安もありましたが、正直うれしく、また高揚したのを覚えています。原作漫画も読み、涙が出るほど爆笑し、そして大きな家族愛を感じて、また涙しました。これは間違いなく面白いものになると確信しました。
台本にも原作の面白さや疾走感が表現されていて、読んでいて楽しかったです。台本を読んだ後、原作との相違点や「ここはもっと膨らませよう」など意見交換を、監督や制作チームとさせていただいたことで、よりパワーアップした台本へと進化させることが出来たと自負しております。
我々の仕事は、「始めに本ありき」と言われています。台本が良ければ良いほど、現場での撮影に深みが出て、またそこから良いアイデアも生まれていきます。ですので、はじめに話し合えたことによって、チームの一体感も深まり、「良い台本」が「より良い台本」へとグレードアップしたのは大きな喜びです。それは逆に言えば、現場での芝居の難易度も上がったということで、俳優部は大変になると言うことですが(笑)、自分は芝居する時いつも、映像作品を一つの「絵」として見る、ということを心がけています。映像作品がキャンバス、監督が絵描き、そして俳優は様々な色の絵具、です。俳優一人一人に、その作品で与えられる「色」があって、監督が「筆」で、キャンバスに「絵」を描いていく。今回は主演ということで、大きな絵の主題になるとは思いますが、でもどんな色も、例えば赤い点一つでも、それが欠けたら絵は完成しません。なので自分は、どんな色も、どんな役も、大事に演じていきたいと思っています。
「人は見た目を愛するのか、それともその人の中身を愛するのか」というとても大きな、そして大切なメッセージを、笑いと涙と共に、この作品を通じて伝えていけたらと思っております。素晴らしい原作や台本のもと、現場スタッフキャスト一丸となって、笑って泣けてまた笑える、そんな「パパ恋」を目指します。
愛する人が全く違う姿で戻ってきたら…。そんな非日常が日常になっていく世界観を、真摯に、真面目に、一切の笑いを排除して(嘘です)演じていきたいと思っております!