平祐奈が白無垢姿での撮影に感激!「夢が叶っちゃいました」
若き牢医者・立花登の成長を描いた藤沢周平原作の青春時代劇「立花登青春手控えスペシャル」(NHK BSプレミアム)が、2020年1月3日(金)夜7:30-9:00に放送。
2018年のシリーズ最終章の放送から約1年ぶりに復活する本作。今回のスペシャルでは、大坂で蘭方医学を学び医者としての腕を上げ江戸に戻った登が、ある事件に巻き込まれていく姿を描く。
登には溝端淳平、登の婚約者・ちえには平祐奈、そしてちえの両親にはそれぞれ古谷一行、宮崎美子が扮する。
今回は、ちえを演じる平に直撃インタビュー。番組への思いや見どころのほか、プライベートの近況についても聞いた。
平祐奈、神前式での白無垢に感動
――約1年ぶりの復活ですね
17歳からこの作品に参加させていただいて昨年で最後かな?と思っていたので、また皆さんと集まってできると聞いたときはすごくうれしかったです。小牧家のみなさんとは本当の家族のようで、撮影も和気あいあいとしてすごく楽しい現場。今回は登とちえの祝言があるんですが、2人の関係性も少しずつ変わっているのも面白いと思います。
――登とちえが祝言を挙げて夫婦となるのも見どころの一つ
私は白無垢を着させていただいたのですが、すごくステキで豪華だったので感動しました。元々、結婚式は神前式でするのが夢だったので、先に叶っちゃったというのはあるんですが…。ウェディングドレスよりも身が引き締まるような気がしました。厳かなのに華やかな祝言になっていると思います。あと小牧家のみなさんに見守られているのもうれしかったです。古谷さん演じるお父さんの高砂も必見です!
――ちえの成長も感じますね
そうなんです。初めはやんちゃな娘(笑)という感じでしたが、登さんと出会ってどんどん落ち着いてきて。登さんのことも最初は“登”と呼び捨てにしていたんですが、次第に“登兄さん”、愛が芽生えてからは“登さん”と呼び方も変化してきているのがいいなって思います。結婚した2人は今後、どう呼び合うのか今から気になります。
――時代劇といえば所作も大事ですが、苦労している点はありますか?
着物のさばき方とかはあるんですが、実は特になく…。パート1や2までは先生がいらっしゃったんですが、3からは自主性に任せるみたいな感じになって(笑)。ちえというキャラクターも大きいのかもしれないですが、結構自由に出てきているので楽しいです。古谷さんもおっしゃっていますが言葉も現代に近いので、時代劇というよりももっと身近なファミリー劇として楽しんでいただけると思います。
――撮影の思い出を教えてください。
すごく暑い時期で…。白無垢姿のときはすごく汗をかいていたのを覚えています。そんな中、溝端さんは地元の名産品である三輪そうめんを差し入れしてくださったり、古谷さんは美味しいキンキの煮つけのお店に連れて行ってくださったりと、美味しい思いをたくさんしました(笑)。私、京都のご飯がすごく好きなんですよ。中でも焼き肉とラーメンが好き。ラーメンは顔が浮腫むのでなるべく夜に食べないようにしているんですが、早く撮影が終わったときは食べに行ったりしていました。京都は美味しい思い出がいっぱいあります。
――平さんは兵庫出身ですが、地元に帰ったような気持ちになりますか?
言葉は出ちゃいます。京都のスタッフさんのみなさん関西弁なので、すごく親近感が沸きますね。あと溝端さんも和歌山県出身なので関西弁で、お兄ちゃんと話しているような気持ちになります。本当にアットホームな現場で、できれば年に1回くらいまたみんなで撮影したいな。宮崎さんがおっしゃっていましたが、登とちえの子どもを抱きたいって。そういう話ができれば面白いですね。あと登がどんどんお父さんに似て酒飲みになったり、ちえがお母さんに似て口うるさくなったり…。そんな小牧家の変化も見たいです。
――今回のスペシャルの見どころを教えてください。
やはり夫婦愛です。やっと江戸に帰ってきたのに登さんは家のことより事件に夢中で、ちえはかなり怒っています。そういう、ちえの素直さやそこからの愛も見ていただきたいです。祝言もあるので、よりお正月らしいスペシャルなドラマになっていると思います。ぜひご家族で楽しんでください!
2020年1月3日(金)夜7:30-9:00
NHK BSプレミアムで放送
■ 平祐奈オフィシャルサイト
https://yunataira.futureartist.net/