躍進中の清原翔、「お仕事で賞をいただけるように頑張りたい」
1月9日(木)からスタートする松下奈緒主演の医療ヒューマンドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)。松下演じる腫瘍内科医の恩田心(おんだ・こころ)と、木村佳乃演じる消化器外科医・梶山薫(かじやま・かおる)がそれぞれに痛みと秘密を抱えながら、国民病と言われるがんに立ち向かっていく。
その中で研修医の結城涼(ゆうき・りょう)を演じるのが、“朝ドラ”100作目となる「なつぞら」(2019年NHK総合ほか)でヒロイン・なつ(広瀬すず)が暮らしていた柴田家の長男・照男を演じ、2019年10月クールでは「CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」(日本テレビ系)、「死役所」(テレビ東京系)の2作品に出演し、大躍進を続けている清原翔。医者役は、ドラマ「いつまでも白い羽根」(2018年フジテレビ系)以来、2度目となる彼に、今回の役どころと撮影現場について話を聞いた。
患者を取り巻く環境や人々を丁寧に描いている
――まず、ドラマの見どころを教えてください。
皆さん、がんは身近な存在だという認識はあると思うんですけど、周囲への対応など、いざなってみないと分からないことがあると思うんです。この作品は患者を取り巻く環境や人々を丁寧に描いていると思うので、注目していただきたいと思います。
――清原さんは外科志望の腫瘍内科・研修医の結城を演じられます。「いつまでも白い羽根」のときは小児科医で、今回はがん専門の医師を演じるということで違いはありますか?
前回は小児科でしたし、診療シーンが多くなかったので、今回は指導してくださる先生方にいろいろお話を聞いています。例えば、緊急で病室に駆け付けた際に研修医はどこまでやっていいのかなどが分からないので、監修の先生にいろいろ教わっていきます。腫瘍内科についてはいただいた資料を読んで勉強しています。
――専門用語などはやはり難しいですか?
「用語のイントネーションを間違えないように気を付けてください」と先生に言われました。僕らはなじみがないので気にならないと思うんですけど、先生たちは聞いただけで違うと思うそうなので気を付けています。今のところ、セリフは少ないですが(笑)。
――病院に行った際に、先生方を見る目が変わったりは?
年末になるとなぜか体が弱るので、病院に行ったのですが、採血のときに血管に刺さらなくてやり直すことになったんです。そのときの看護師さんの焦りの表情はじっくり見ちゃいました(笑)。芝居で生かせるなら生かしたかったのですが、その看護師さんは割と明るい方だったので、クールな結城では生かせないと思いました(笑)。
2020年1月9日(木)スタート
毎週(木)夜10:00-10:54 フジテレビ系
出演=松下奈緒 木村佳乃 清原翔 / 三浦翔平 ・ 田辺誠一 藤井隆 高畑淳子 ・ 北大路欣也ほか