SKE48・須田亜香里、シングル初センターの次は「ソロコンをやってみたい」<Interview>
“1人のSKE48メンバーとして”…まだ私たちのことも頼ってほしいな(須田)
――次は1人のSKE48メンバーとしてお聞きしたいと思います。2018年の夏くらいから、6期生の“期”としての活動が目立ってきましたが、先輩として、1人のメンバーとして、どう見ていましたか?
うらやましい(笑)。
――2019年5月に松村香織さんが卒業して、3期生は1人になっちゃいましたからね。
そうなんです。私が“期”でコンサートをやろうと思うと、ソロコンになっちゃいますね。「ソロコンはちょっと…」ってずっと思っていたんですけど、今回センターになって、それを喜んでくれる人がいるってことがうれしかったので、最近はソロコンをやってみたいなって、ちょっと自信が付いてそんな野望も生まれたりもしています。
普段の劇場公演から6期生の後輩は、例えばチームEだったら鎌田(菜月)は、「今日はこういうMCどうですか?」って提案してくれたり、他のメンバーにアドバイスをしてくれたりして、リーダーが頑張り過ぎたり、背負い過ぎなくてもいい環境をつくってくれているんです。
そうやってチームで頼られているメンバーが力を合わせて、6期生だけでコンサートができて、ファンの人の熱量もすごいっていうのは、SKE48として誇っていいものなんじゃないかなって思います。
後輩がちゃんと育ってくれているのはすごくうれしいことなので、このままそれぞれが良いところを伸ばしていってほしいと思うけど、まだ私たちのことも頼ってほしいなって思ったりもします。
“ソロタレントとして”…アイドル以外に挑戦できていることがあるのがうれしい(須田)
――最後に、1人のソロタレントとしてのお仕事も振り返っていただきたいのですが、2019年で印象に残っているお仕事などはありますか。
「M.LEAGUE」(麻雀)かな。新しいことを始めたいと思ったこともあったけど、アイドル活動以外に頑張りたいと思うことがなくて、今までずっと趣味とかなかったんです。麻雀はお仕事きっかけではあるけど、無心で楽しめることが私にもできたなと思います。
まだまだ知識不足なところはあるんですけど、1月から始めて、ちょっとずつ覚えたり教えてもらったりして、今は普通に打てるようになってきました。
麻雀ファンの方からは「何で麻雀を知らない子が、いきなりアシスタントMCをやってるんだろう」って思われたかもしれないんですけど、何かを始めるにあたって初心者は必ずいるし、誰もが最初に“初めて”を通るので、その初めての人の目線に立って番組を進められるっていう、すごく大きな役割をいただいたなって思っています。
「いつかテレビで麻雀対局をやってみたい」って思うくらい、昔からの麻雀ファンの方をはじめ、いろんな人に“認めてほしい欲”が麻雀で出てきましたね。そうやってアイドル以外に挑戦できていることがあるのがうれしいです。
2019年は「できない」って思っていたことが「やればできる」って分かって、自信になった年でしたね。