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賀来賢人「コメディーもシリアスもバランス良くやれたらいい」

2020/01/25 07:30

「自分だったらどうしようと考えさせられる作品」
「自分だったらどうしようと考えさせられる作品」撮影=倉持アユミ


5、6時間かけて何十回も撮り直しました


――撮影で苦労したシーンはどこですか?

専門的な用語が多くて、エモーショナルになりながらもそういうせりふを言わなければならないのは大変でした。あとは桐生さんと電話で話すシーンですかね。あれは一連で撮ったんです。5、6分の長回しだったので、結構大変でした。5、6時間かけて何十回も撮り直しました。結構集中力がいりましたけど、映画ならではというか、入江さんならではの面白いカットになったと思います。

――入江監督のこだわりがすごいんですね。

しつこいんですよ(笑)。妥協がないですね。でも、そこが本当に入江さんを信頼できるところです。

――オリジナルストーリーでの役へのアプローチ方法は、原作がある作品とは違いますか?

そうですね。でも、やりがいはあります。自分次第でどうにでもなるから。ただそこにはリアリティーを持たせなきゃいけないので、それが難しさだと思います。

――賀来さんといえば、ドラマ「今日から俺は!!」(2018年、日本テレビ系)などのコメディー作品が印象的ですが、最近は本作や、ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(2019年、日本テレビ系)など“かっこいい役”も多いですね。

どれをやるとかやらないとか、そんなに意識して決めてはいないです。今、映画の「今日から俺は!!」も撮ってますけど、バランス良くやれたら一番いいですね。ただ、今までやったことをなぞりたくはないので、常に違うことをやりたいという思いはあります。常にチャレンジしていたいという気持ちです。2020年もわりと今までやったことのないテイストの作品が多いので楽しみですね。

――コメディーとシリアスな作品では、現場に挑むときの心境は異なりますか?

特に変わらないです。どちらも疲れますし(笑)。特に最近だと、ありがたいことに役のウエイトがどんどん大きくなってるので、やっぱり大変ですね。もっとじっくり、一つ一つ余裕を持って挑めるようにならなければと思います。

下に続きます
映画「AI 崩壊」
1月31日(金)全国で公開
監督・脚本=入江悠
配給=ワーナー・ブラザース映画
(C)2019映画「AI崩壊」製作委員会

画像一覧
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  • 賀来賢人が映画「AI崩壊」の舞台裏を語る
  • 【写真を見る】賀来賢人、コメディーでは見せないクールな表情
  • 「自分だったらどうしようと考えさせられる作品」
  • 息抜きは「海外ドラマを見ること」
  • 「ラブストーリーにもチャレンジしてみたい」
  • 映画「AI崩壊」の会見の様子
  • 映画「AI崩壊」の会見の様子。(左から)入江悠監督、三浦友和、賀来賢人、大沢たかお、岩田剛典、広瀬アリス
  • 映画「AI崩壊」シーンより
  • 賀来は大沢たかお演じる主人公・桐生の義理の弟で、AIを管理する会社の代表取締役・西村を演じる
  • AI〈のぞみ〉のサーバールームを見学する場合。この後悲劇が始まる…
  • 警察庁の管理官・桜庭(岩田)が桐生を追い詰めていく

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