[Alexandros]ドラムス庄村聡泰が“勇退”「局所性ジストニア」のため活動困難 “新たな人生に敬意を表し「脱退」ではなく「勇退」”
ベース&コーラス磯部寛之コメント
皆さま
この度、サトヤスが[Alexandros]を勇退する事になりました。
とても残念だし、ショッキングなお知らせかと思います。
でも彼がこの症状になってから今日まで、彼の中では我々の誰もが想像も出来ないくらいの葛藤やジレンマや自問自答があったと思います。そこを経ての今回の決断を俺は敬意を持って受け入れて、なるべく晴れた気持ちで送り出すのが良いのかなと考えています。
サトヤスの演奏を初めて観たのは彼が前にやってたバンドで叩いてた頃ですが、半ばバンドを食うくらいの存在感を放っていて圧倒されたのを覚えています。
縁あって、そんな彼とリズム隊を組んで歩んできたこの10年。
まさにかけがえの無い時間だったなぁと今、感じています。光栄でした。
かなり手数の多い独特なサトヤスフレーズは勿論、シンプルな8ビートを叩いていても彼にしか無いグルーヴ感の持ち主で、華やかで、そしてとても繊細で。
考え方や物事の捉え方も俺には無い角度が多くて羨ましくもあり。
ベーシストとして、人として、とても成長させてもらったと思っています。
彼も言っておりますが、ドラムの演奏は難しくとも生活に問題があるわけではない模様ですので、そこは趣味とセンスの塊のサトヤスですから、また違う形で自分を含む皆んなを楽しませてくれる日が来るかもしれないなと楽観的な事すら考えたりします。
最後になりますが、サトヤス10年間本当にありがとう。色々話したことや演奏を共にした事は今の自分の大切な一部です。今後もお互いまだまだ先があるので、楽しみつつ頑張っていきましょ。
磯部寛之